若き日のプーチンの姿捉えたドキュメンタリー特報、監督「自由を守ってください」

「プーチンより愛を込めて」の特報がYouTubeで公開。場面写真も到着した。

本作は、ロシア連邦初代大統領ボリス・エリツィンの指名を受けて、1999年12月31日にウラジーミル・プーチンが大統領代行に就任してからの1年を追った映像を編集して完成させたドキュメンタリー。監督を務めたのは当時プーチンの大統領選挙PR用に撮影を依頼されたヴィタリー・マンスキーだ。若き日のプーチンの姿を捉えた本作は、カルロヴィ・ヴァリ国際映画祭で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞した。

マンスキーは「日本を含め、世界のどこにも、独裁の影響を受けない保証をされている国は存在しません。自由は非常にデリケートで傷付きやすい生物であり、注意深く監視することが必要です。そのため、自由を守ってください。自由がなければ生きる意味がないので、注意深く、慎ましく自由を庇護してください」と語っている。

「プーチンより愛を込めて」は4月21日より、東京の池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国で順次公開。