齊藤工の監督作「シーン1」に田中光ら出演、音楽は金子ノブアキ

「∞ゾッキ シリーズ」より、齊藤工が監督を務めるドラマ「シーン1」のキャストが発表された。

同シリーズは、大橋裕之のマンガ「ゾッキA」「ゾッキB」を原作とする映画「ゾッキ」とそのドキュメンタリー「裏ゾッキ」の続編となる全12回の作品群。「シーン1」では、ホームセンターを舞台に思いが行き交う男女の姿が描かれる。

男を演じたのは、お笑い芸人、マンガ家として活躍する田中光。女役に田中麗奈、女の子役に演技初挑戦の望蘭が扮した。また竹中直人監督作「平田さん」で自転車屋のオヤジを演じた土佐和成、山田孝之監督作「見張り台」でベテラン監視員を演じた渡辺憲吉が同役で出演していることが明らかに。脚本は「十二人の死にたい子どもたち」「アイ・アム まきもと」の倉持裕、音楽は齊藤と親交が深い金子ノブアキが担当した。

齊藤は「ゾッキの映画からゾッキの世界が続いていく∞ゾッキと謳っていますが、これが無限なのか有限なのか、意外とこの作品にかかっているのではと思っております」と述べ、「このゾッキの世界に協力してくださった皆さんと短い時間でしたが、だからこそのコクみたいなのが詰まっていると思います。全ての状況を旨みに変えてくれるメンバーに集まっていただけたこと、感謝しております」とつづった。YouTubeでは予告編が公開中だ。

「シーン1」はBSJapanextで6月12日に放送。撮影地である愛知・豊田では6月10日にプレミア上映会が行われる。詳細は「∞ゾッキ シリーズ」公式サイトで確認を。なお「∞ゾッキ シリーズ」は7月よりAmazon Prime Videoほかで配信される。