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本作では、誘拐事件の被害者として名を知られるようになった女児・家内更紗と、加害者とされた青年・佐伯が15年後に再会するさまが描かれる。広瀬が更紗、松坂が文、横浜が更紗の婚約者・中瀬亮、多部が文に寄り添う看護師・谷あゆみを演じた。
本作に対する周囲の反応について広瀬は「いろんな方からご連絡いただいて、会う人に『今観てきたよ!』と言われるのが過去一で多くて。公開して2週間ほどで、こんなに観てくださる方がいるんだなと身近で感じられてありがたいです」と振り返る。続けて「『流星くんのことを嫌いになりかけた』という意見もいただきました」と明かすと、横浜は「うれしいです! でも僕自身ではないので嫌いにならないでください!」と訴え、笑いを誘った。
イベントでは、SNSで募集した質問に回答。グッときたセリフを尋ねられた広瀬が文と谷のシーンを挙げると、多部が「谷さん目線を多部目線で言うと、あんなに何も返してくれない男どうしたらいいの!?と。多部だったら『言いたいことがあるなら言って!』と言っちゃうタイプなので。(文のことを)何なんだ?と正直思っちゃってました」と語り、来場者を笑わせる。松坂は「松坂からしたら、本当に申し訳ない!」と役の代わりに謝った。
横浜は「皆さんがこの作品を観て、どう感じるのかどう受け取るのか。その感性を大事にしてほしいと強く思います。もっとたくさんの方にこの作品が届いてほしい」と述べる。松坂は「何よりこのチームで一緒にできたことが、僕の一番の宝物。作品を通して少しでも何か皆さんの心に寄り添うことができたら幸いです」と伝えた。
最後に李は「言葉になかなかならない感想が多いですが、我々も言葉にできないものをなんとか作ろうとしていました。(この作品が)皆さんの大事な一歩になるとうれしく思います」と呼びかけ、イベントを締めた。
凪良ゆうの同名小説をもとにした「流浪の月」は全国で公開中。
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李相日監督の「言葉になかなかならない感想が多いですが、我々も言葉にできないものをなんとか作ろうとしていました」というコメントに膝を打つ。
【イベントレポート】広瀬すず「流浪の月」反応の多さは「過去一」、松坂桃李は役の代わりに謝罪 #流浪の月 https://t.co/r17aQ6C9YX