hideの実弟がつづった物語が映画化、「TELL ME」来夏公開

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X JAPANのギタリスト、ソロアーティストとして知られながら1998年5月に死去したhide。その実弟・松本裕士による書籍「兄弟 追憶のhide」が「TELL ME ~hideと見た景色~」として映画化される。

「TELL ME ~hideと見た景色~」ビジュアル

「TELL ME ~hideと見た景色~」ビジュアル

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hideのパーソナルマネージャーを務め、現在はhideオフィシャルマネジメント事務所の代表を務める松本。2022年夏に公開される「TELL ME ~hideと見た景色~」では、主人公である弟・ヒロシがhideの共同プロデューサーI.N.A.hide with Spread Beaver)とともに、hideが遺した音楽を世に送り出すまでの軌跡が描かれる。I.N.A.の「君のいない世界~hideと過ごした2486日間の軌跡」も原案協力としてクレジットされた。

監督と脚本を担当したのは「ぼくたちと駐在さんの700日戦争」「今日も嫌がらせ弁当」で知られる塚本連平。塚本は本作について「大切な人を突然失った家族や仲間が悲しみを乗り越えて行く、希望と絆の物語です」と述べながら、hideの楽曲「TELL ME」をタイトルにした理由について「残された人達の『もっと話したい事が、もっと聞きたい事があった』そんな気持ちを象徴している様に感じたからです。『僕が僕で在り続けるため』と言う歌詞の意味を噛み締めながら撮影に挑みたいと思います」と語っている。

また松本は映画化のオファーへの感謝とともに、hideへの思いを「実の兄弟でありながら、ビッグアーティストと駆け出しのマネージャーという異質な関係でもありました。近しい人が旅立ってしまった時、また孤独で悩んだ時、そのような思いをした方々へ、少しでもお力になれれば幸いです。hideは伝説のアーティストではありますが、やはり私にとっては、かけがえのないお兄ちゃんなのです」とつづった。

「TELL ME ~hideと見た景色~」はティザー映像がYouTubeで公開中。ビジュアルには目黒ケイが手がけたhideのイラストが使用された。

塚本連平 コメント

この映画は、大切な人を突然失った家族や仲間が悲しみを乗り越えて行く、希望と絆の物語です。
タイトルをhideさんの名曲「TELL ME」から頂いたのは、
残された人達の「もっと話したい事が、もっと聞きたい事があった」
そんな気持ちを象徴している様に感じたからです。
「僕が僕で在り続けるため」と言う歌詞の意味を噛み締めながら撮影に挑みたいと思います。

松本裕士 コメント

この度は「兄弟」の映画化のお話をいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。
長い時間がたった今でも、hideが輝き続けているのは、世界を見ても稀な軌跡であり、
それを支えて頂いたファンの皆様、そして関係者の皆様のおかげです。
実の兄弟でありながら、
ビッグアーティストと駆け出しのマネージャーという異質な関係でもありました。
近しい人が旅立ってしまった時、また孤独で悩んだ時、
そのような思いをした方々へ、少しでもお力になれれば幸いです。
hideは伝説のアーティストではありますが、
やはり私にとっては、かけがえのないお兄ちゃんなのです。

この記事の画像・動画(全2件)

(c)2022「TELLME」製作委員会

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