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X JAPANのギタリスト、ソロアーティストとして知られ、1998年5月に死去した
舞台挨拶では、YOSHIKIによる「hideの遺した音楽や芸術を、こうして世の中に語り継いでくれることに感謝します」というコメントが発表された。今井は「一番近くでたくさんの時間をともにしたYOSHIKIさんから、このようなお言葉をいただけて感無量です」と感謝。主演のオファーを振り返り「X時代からhideさんが好きで。ありがたい思いと同時に、これはしっかりと自分なりの意思を持って描いていきたいと思いました」と話す。
今井が、hideを演じたJUONの勇気をたたえる場面も。JUONは「映画が公開するまで、(髪は)ピンク色でいようと決めていた」と切り出しつつ「同じギタリスト、ボーカリストとして非常に光栄なこと。hideのことを毎日思いながら過ごす1秒1秒が愛しい時間だった。ミュージシャンとして、このうえない喜び」と明かす。hideを演じるにあたってプレッシャーはあったか問われると「不思議とプレッシャーはそこまで感じなかった。うれしい思いが勝っていた感じがします」と答えた。
ドキュメンタリー「hide 50th Anniversary FILM『JUNK STORY』」のナレーションを担当するなど、hideの大ファンとして知られる塚本高史は「(I.N.A.役が)僕じゃなかったら、すごく嫉妬して観てないでしょう」と本心を吐露。今井も「これだけhideさんを愛して崇拝しているからこそ、ギターにしろ衣装にしろ、本当に細かいところまで高史くんの意見があって。極力忠実にできたのは、高史くんの存在が大きい」と話す。塚本高史は「僕の中のテーマは、hideちゃんのファンに対して嘘がないように、ということ。僕がずっと好きな人のファンを裏切らないようにしたかった」と本作への思いを述べた。
イベントには原作者の松本がサプライズで登場し、今井に花束を渡す一幕も。松本が「忘れかけていた思い出がよみがえって、最初から最後までずっと号泣してました」と映画の感想を語ると、今井は感極まった様子で「監督に支えてもらいながら、いろんな役者とともに撮影を歩み抜くことができた。この役を演じるって、すごく難しくて複雑で。当時裕士さんが抱いたつらさを考えれば考えるほど『これでいいのかな』と不安になりました。とにかく丁寧に演じたかった。この作品に巡り合い、このようなお言葉をいただけて本当によかったです」と話した。
「TELL ME ~hideと見た景色~」は7月8日より全国ロードショー。
Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld
Completion screening event of new movie "TELL ME ~ hide to mita keshiki ~" at Shinjuku Wald 9 on 15 Jun 2022 - Imai Tsubasa, Tsukamoto Takashi & JUON; showing from 8 Jul 2022
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