「ロン僕」監督がスパイク・ジョーンズ「her」からの影響明かす

1

71

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 19 50
  • 2 シェア

ロン 僕のポンコツ・ボット」の監督、ジャン・フィリップ・ヴァインサラ・スミスのコメントが到着した。

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

大きなサイズで見る(全13件)

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

「ロン 僕のポンコツ・ボット」[拡大]

イギリスのCGアニメーションスタジオであるロックスミス・アニメーションが制作し、ウォルト・ディズニー・ジャパンが配給する本作。最新式のロボット型デバイス・Bボットが普及した世界を舞台に、友達のいない少年バーニーと不良品のBボット・ロンの友情が描かれる。日本語吹替版では関智一がロン、小薬英斗がバーニーの声を担当した。

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

「ロン 僕のポンコツ・ボット」[拡大]

ヴァインは「今日の世界は、テクノロジーが完全に飽和状態で、私たちの生活の必需品となっている。そして、人々はテクノロジーを通じて、自分と似たような人や関心事により多くの時間を使っている」とコメント。「ロンとバーニーはコンビとしては似つかわしくなく、まったく違うタイプの相棒だけれども、強い絆を築き、それぞれの気持ちが驚くほど満たされるようになる。この映画は友情、特にやっかいな友情をたたえるものなんだ!」と映画のテーマを語った。

「ロン 僕のポンコツ・ボット」

「ロン 僕のポンコツ・ボット」[拡大]

スミスは、スパイク・ジョーンズの監督作「her/世界でひとつの彼女」からの影響を伝える。「この映画を子供向けに作る必要があると思ったの。子供たちはネットの世界にどっぷり浸かっていて、フィルターをかけることがない」と述べ、「私の娘はその頃、コマーシャルを観て『お母さん、フレッシュブリーズの柔軟剤を買わないとダメ。洗濯物がいい匂いになるだけでなく、フワフワになるんだから』と言っていた。コマーシャルで言っていたことをそのまま繰り返しているだけだったの。娘の頭の中には、何かを売りつけられているとか、自分を操ろうとしている、もしくはそれが宣伝文句通りではない可能性があるという思いは一切ない」と着想を得た体験を明かした。

「ロン 僕のポンコツ・ボット」は全国で公開中。

関連する特集・インタビュー

この記事の画像・動画(全13件)

(c)2021 20th Century Studios. All Rights Reserved.

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

「ロン僕」監督がスパイク・ジョーンズ「her」からの影響明かす(コメントあり)
https://t.co/Z97dzBoAYg

#ロン僕のポンコツボット #ロン僕 https://t.co/uct9APA31W

コメントを読む(1件)

ジャン・フィリップ・ヴァインの映画作品

リンク

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ロン 僕のポンコツ・ボット / her/世界でひとつの彼女 / ジャン・フィリップ・ヴァイン / サラ・スミス / スパイク・ジョーンズ の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。