「ミュジコフィリア」兄弟演じた井之脇海と山崎育三郎、「魂のぶつかり合いができた」

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ミュジコフィリア」の京都プレミアが9月30日に京都・TOHOシネマズ 二条で行われ、キャストの井之脇海松本穂香山崎育三郎、監督の谷口正晃が登壇した。

左から谷口正晃、松本穂香、井之脇海、山崎育三郎。

左から谷口正晃、松本穂香、井之脇海、山崎育三郎。

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「ミュジコフィリア」ポスタービジュアル

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さそうあきらの同名マンガを映画化した本作は、京都の芸術大学で「現代音楽研究会」に引き込まれた青年・漆原朔が主人公の物語。朔は天性の音楽の才能を持ちながらも父と異母兄へのコンプレックスから音楽を憎んできたが、次第に能力を開花させていく。井之脇が朔、松本が朔に思いを寄せるピアノ科の凪、山崎が朔の異母兄である大成を演じた。

これが映画初主演作となる井之脇。彼はピアノを弾く天才少年役で出演した黒沢清監督作「トウキョウソナタ」を自身のターニングポイントとして挙げて、「ミュジコフィリア」への思いを「ピアノは僕の人生の中で切っても切れないものですし、とても深い縁を感じました。主演のプレッシャーもありましたが、ピアノが一緒だったので気持ちも楽になり、乗り越えられた気がします」と述べる。松本はダンスを披露するシーンに触れて「独特の表現をする女の子なので、ダンスというよりは、面白いシーンだなという感じで楽しんでいただけたらと思います」と笑顔を見せた。

天才作曲家を演じた山崎は「そのままやればいいかなと思いました」と自信たっぷりに口にしたあと、観客から大きな拍手を受けて「嘘です(笑)」とはにかむ。そして井之脇が、印象的な場面として朔と大成が衝突するシーンを選び「理屈じゃない部分で、反発する兄弟がどこかつながれたような気がしました」と話すと、山崎も「魂と魂のぶつかり合いができた」と続けた。

「ミュジコフィリア」は11月12日に京都で先行公開され、11月19日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほかでロードショー。

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(c)2021 musicophilia film partners (c)さそうあきら/双葉社

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