「ドライブ・マイ・カー」誕生の舞台裏、メイキング写真7点が到着

「ドライブ・マイ・カー」のメイキング写真7点が到着した。

村上春樹による同名短編小説を濱口竜介が映画化した本作。妻を亡くした俳優・演出家の家福が寡黙な専属ドライバーのみさきと出会い、喪失感と向き合っていくさまが描かれる。家福を西島秀俊、みさきを三浦透子、家福の妻・音を霧島れいかが演じた。

メイキング写真には、劇中に登場する舞台のシーンに臨む西島が、濱口の話に耳を傾ける様子などが切り取られている。濱口は「演出家の役として目の前で起きていることを本当に楽しんでいて、一緒に演じる側はすごく楽だっただろうという気がします。画面のなかで実際に、演出家のようにいていただいたと思います」と西島を称賛した。

また、韓国のパク・ユリム、台湾のソニア・ユアンといった海外キャストを写したカットも。三浦が真っ赤なサーブ900のそばで濱口の話を聞く様子も見ることができる。なお三浦は本作のために運転免許を取得。濱口は「運転も特訓していただいて、とても素晴らしく映画の中に存在してくれていると思います」と三浦に感謝している。

「ドライブ・マイ・カー」は8月20日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。