スピルバーグ×アンセル・エルゴートの「ウエスト・サイド・ストーリー」12月公開

スティーヴン・スピルバーグの監督作「ウエスト・サイド・ストーリー」が12月10日に全国で公開。YouTubeで予告編が解禁された。

1957年にブロードウェイミュージカルとして誕生した「ウエスト・サイド物語」をもとにした本作。舞台は1950年代の米ニューヨークだ。夢や成功、自由を求める多くの移民たちがいるマンハッタンのウエスト・サイドでは、差別や偏見により不満を抱えた若者たちが、仲間と集団を作り激しく敵対し合っていた。そんな中、ジェッツと呼ばれるチームの元リーダー・トニーが、対立するシャークスのリーダーの妹マリアと禁断の恋に落ち、多くの人々の運命が変わっていく。

主人公トニーを演じたのは「ベイビー・ドライバー」のアンセル・エルゴート。トニーと恋に落ちるマリア役には約3万人が参加したオーディションで新人レイチェル・ゼグラーが抜擢された。また、1961年封切りの映画版でシャークスのリーダーの恋人アニータに扮し、米アカデミー賞助演女優賞を受賞したリタ・モレノも出演。躍動感のあるダンスシーンが収録された予告編では、異なる立場の者同士が手を取り合うことができるのかという本作のテーマが反映された楽曲「Somewhere」を聴くこともできる。