神奈川・大和舞台のオムニバス映画に冨永昌敬、清原惟、竹内里紗、山本英、宮崎大祐

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神奈川・大和を舞台にしたオムニバス映画「MADE IN YAMATO」の製作が明らかに。「南瓜とマヨネーズ」の冨永昌敬、「VIDEOPHOBIA」の宮崎大祐ら5人の監督が参加する。

「MADE IN YAMATO」ビジュアル

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冨永昌敬

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大和で例年開催されていたYAMATO FILM FESTIVALとこども映画教室がコロナ禍で中止になったことを受けて始動した本企画。こども映画教室や大和にゆかりのある監督たちが映画制作の喜びや地方都市の可能性を市民に届けたいという思いのもと集った。冨永と宮崎のほか、「わたしたちの家」でPFFアワード2017のグランプリに輝いた清原惟、デビュー作「みちていく」が青山真治や塩田明彦に絶賛された竹内里紗、「小さな声で囁いて」で知られる山本英が参加している。

清原惟

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竹内里紗

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山本英

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映画はポストコロナの大和を描く5本で構成。離れて暮らす娘から継父を紹介され、戸惑う実の父親を描いた冨永の監督パート「四つ目の眼」、若くして妊娠し町から逃げ出そうとする女性の前に謎のバイカー軍団が現れる清原の「三月の光」、市のスポーツセンターで働くまき絵が再会した中学の同級生とささやかな旅に出る竹内の「まき絵の冒険」、定年退職を迎える人のためビデオレターを撮って回る市職員の姿を描いた山本の「あの日、この日、その日」、町外れの森にタイムカプセルを埋めに行く暇を持て余した2人組を宮崎が描く「エリちゃんとクミちゃんの長くて平凡な一日」が並んだ。

宮崎大祐

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大和出身・在住で「大和(カリフォルニア)」など同市を舞台にした作品を手がけてきた宮崎は「豊かな自然も特徴的な街並みも産業もない、いわば日本のどこにでもあるこの抽象的な街で映画を立ち上げるのはそのたびに困難をともないました」と述懐。そのうえで「しかし今回この大和市を畏敬する多士済々の監督がたに撮っていただけることになりました。いずれもわたしが新作を心待ちにしている、映画でしか表現出来ない何かを追求されている監督がたです。そんな方々がそれぞれにどういう視点でこの2021年のヤマトを切り取り、『映画 』にしてくださったのか、今から楽しみでなりません」と語っている。冨永によるコメントも下記に掲載した。

「MADE IN YAMATO」は2022年の劇場公開を予定。

冨永昌敬 コメント

車で行こうとすると、東西の幅が短いため、あっというまに通り過ぎてしまう。しかし電車に乗っていると、南北に長い市域からいつまでも抜け出せない。そんな幻惑的な大和という土地が、僕らの五つのカメラを引き寄せている。

宮崎大祐 コメント

今までわたしは故郷の神奈川県大和市を舞台にいくつかの映画を撮って参りました。豊かな自然も特徴的な街並みも産業もない、いわば日本のどこにでもあるこの抽象的な街で映画を立ち上げるのはそのたびに困難をともないました。しかし今回この大和市を畏敬する多士済々の監督がたに撮っていただけることになりました。いずれもわたしが新作を心待ちにしている、映画でしか表現出来ない何かを追求されている監督がたです。そんな方々がそれぞれにどういう視点でこの2021年のヤマトを切り取り、「映画」にしてくださったのか、今から楽しみでなりません。

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