映画「
本作は、東京から京都の老舗扇子店に嫁いできたフリーライター・澁澤まどかを主人公に据えたシニカルコメディ。まどかは老舗の暮らしぶりをコミックエッセイにしようと義実家や町のおかみたちに取材を試みるが、“本音と建前”の文化を甘く見たために怒りを買う。猛省したまどかは京都の正しき伝道師になるべく努力するが、事態は街中を巻き込んで思わぬ方向に進んでいくのだった。
京都を愛するあまり暴走するまどかに扮した深川は「2023年の11月に撮影して、構想から動き出して約7年。無事に公開することができて本当にうれしく思います。1人でも多くの方に観ていただきたいです」と喜びをあらわに。MCから京都で行われた上映会について尋ねられた冨永は「上映前のお客さんに『鼻で笑ってください』とお伝えしたのですが、その通りの反応をいただけてとても安心しました」とホッとした様子だった。
真理央の父を演じた松尾は「本当に自由にやらせていただきました。折り鶴をはためかせてみたり。冨永監督とはすごくやりやすかったですね」、真理央の母を演じた室井は「本音と建前がテーマになっていて面白い作品です。この映画に登場するお扇子屋さんが20年ほどお付き合いのあるところでした」と述懐。まどかと組むマンガ家・安西に扮した小野寺は、劇中のマンガを自身で手がけており「一生懸命がんばりました!」と手応えをのぞかせる。まどかの夫・真理央役の大友は、役名の由来が任天堂のキャラクター・マリオであることを知り「あのマリオだったの!?」と驚いていた。
トークは、まどかが小さな鳥居を持ち帰るシーンの話題に。深川は「冨永監督の演出にはびっくりさせられっぱなし。鳥居のシーンは台本にはなくて、その場で監督が『その鳥居を外して持って帰ってみましょうか』ということになり……。ラストシーンも台本とは違う終わり方になりました」と振り返る。冨永は「まどかだったら鳥居をそのままにしないはず。深川さんのお芝居を見て、現場で勉強させてもらった」と演出の意図を明かした。
イベントでは、本作の主人公にちなみ「偏愛しているものは?」とお題が。深川は小さい頃から梅干しが大好きだと明かし、「毎日1つ梅干しを食べてます。最近は梅シロップの紅茶割りにハマってて」と述べた。
「ぶぶ漬けどうどす」は、全国で上映中。
映画「ぶぶ漬けどうどす」予告編
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公開記念舞台挨拶でした。
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