土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」の制作発表記者会見が4月17日に行われ、キャストの
現役外科医・中山祐次郎の同名小説をもとにした「泣くな研修医」は、牛ノ町総合病院の外科で研修することになった研修医・雨野隆治を主人公とした青春群像劇。白濱が隆治を演じ、隆治を指導する先輩の消化器外科医・佐藤玲に木南、隆治の研修医仲間である川村蒼、滝谷すばる、中園くるみに野村、柄本、恒松がそれぞれ扮している。
DOBERMAN INFINITYによる主題歌「konomama」が流れる中、登場したキャストたち。「医療シーンがリアル」と本作を紹介した白濱は「僕は研修医役で、不慣れだから医療用語もうまく言えない、手順もうまくいかない感じの役。できる医師役の木南さんのほうが大変だと思います。僕は常に佐藤先生からキレられている役なので」と笑う。木南は「キレッキレの外科医の役ですが、実はお医者さん役が初めてで。やったことないことばかりなのに、専門用語もうまく言わなきゃいけないし……本当は私も研修医から始めたいくらいです(笑)」と打ち明けた。
研修医たちが葛藤し、涙を流しながらも成長していく本作。イベントではそんな物語にちなみ、新人時代に泣きたくなったエピソードを当時の写真とともに披露するコーナーが設けられた。白濱は「高校1年生で愛媛から上京した頃、乗り換えがわからず新宿駅から出られなくなったことがあるんです。そのときは、電車にまともに乗れない自分に泣きたくなりました」と振り返り、「2014年、EXILEの新メンバーを決めるオーディションに合格した瞬間も泣いていましたね」と語る。
野村は「尖りまくりだったデビュー当初、16歳くらいのときですかね。泣くシーンで泣けなくて、泣きたくなるという……」と口にし、「でも亜嵐くんはこの間、泣くシーンで全部泣いてました!」と白濱をたたえた。そんな野村について白濱が「周平がムードメーカー。ずっとしゃべってます。釣り好きで、釣った太刀魚をくれたので、それを料理しました」と述べると、野村は「でも、あげた日は現場に忘れていったじゃん。本当に薄情だな……」と暴露する。
続く柄本は「デビューしたのが14歳で、八王子で撮影だったんです。でも僕、高尾山口駅が終点だと知らなくてその先に八王子駅があると思っていたら、高尾山口に着いちゃって。そこから電車がないとわかったときは、立ちすくんで泣きそうになりました」と述懐。恒松は「私は7歳くらいでデビューしたのですが、中学くらいまで、オーディションを受けても全然受からなかったんです。いつも3次くらいまで行っては落ちてしまって、悔しくて泣きたくなっていました」と思い返す。
さらに会見では、白濱の母から手紙が届くというサプライズが。「亜嵐が夢を叶えて本当によかった。自慢の息子を持ってママが一番幸せです」という愛あふれるメッセージに、キャストから「素敵!」と声が上がり、白濱は「すみません、うちのメアリーが」とおどけつつも、うれしそうな表情を見せる。
最後に白濱は「4月を迎えて新しい環境に身を置く方も多いと思います。僕たち同期4人の研修医が目の前の壁にぶつかったり、葛藤したりする姿に、共感していただける内容になっていると思います。また、こういう状況なので医療従事者の皆さんにもこの作品が届くといいなと僕自身も感じています。『泣くな研修医』をたくさんの方に観ていただけたらうれしいです」と呼びかけた。
樋口卓治が脚本を手がけ、豊島圭介、朝鳥ツワ子、小松隆志が演出を担当する「泣くな研修医」は、テレビ朝日系で4月24日に放送スタート。毎週土曜23時からオンエアされ、TELASAでも配信予定だ。なお制作発表記者会見の様子は、4月23日21時からAbema、Abemaドラマ公式YouTube、 TELASA、テレビ朝日LINE公式アカウントで配信される。
土曜ナイトドラマ「泣くな研修医」
テレビ朝日系 2021年4月24日(土)スタート 毎週土曜 23:00~23:30
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