サンセバスチャン国際映画祭で審査員特別賞を受賞した本作は、シングルマザーである宇宙飛行士の葛藤と母娘の絆を描いたヒューマンドラマ。サラ役のグリーンのほか
映像には、“Proxima(プロキシマ)”と名付けられたミッションクルーに選ばれたサラがパーティで紹介されるシーンが切り取られている。途中から合流した彼女を見くびるようにリーダーのマイクが茶化すが、サラは毅然とした態度でスピーチ。愛娘のステラから拍手を贈られる。
ウィンクールは「私にも8歳の娘がいるせいか、自分と同じ子供のいる女性宇宙飛行士たちの親子関係について、特に心惹かれるものがありました。母が娘と離ればなれになるプロセスを、地球を離れる宇宙飛行士に重ねて探求したいと思いました」と制作の経緯を振り返っている。
このたび本作を鑑賞した著名人からコメントも到着。黒田有彩、
「約束の宇宙」は、4月16日に東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で公開。
黒田有彩(タレント)コメント
お会いした宇宙飛行士の方々は、完全無欠に思えました。でもきっとそれぞれ悩みを抱えながら、宇宙へと飛び立っていたんですね。
宇宙飛行士になりたい自分にとって、“観なければならない”映画でした。
坂下千里子(タレント)コメント
子供の目に働く親が常にかっこいいとは限らない。約束も破るし、話しをする時間も無い。
でも、常にお互いを思い合うと言う事で繋がっている。働く姿を見せて子供を思うって、切なくもあり、美しくもある。
篠原ともえ(デザイナー / アーティスト)コメント
宇宙飛行士としてのキャリアと母としての役割、その両立で葛藤する主人公エヴァ・グリーンの美しい演技に感嘆。
何事にも全力で向き合う姿は、時にもどかしくもたくましく、果敢に今を生きる私たちの背中を押してくれる。
田嶋陽子(女性学研究者・元法政大学教授)コメント
セクハラ男やパワハラ男をも味方にし、元夫とも良好な関係を築いて、着々と夢を実現する主人公。
唯一コントロールできないのが娘の気持ち。宇宙への旅と、娘の心の宇宙を、忖度なく必死で守ろうとする姿がすばらしい。
永田美絵(コスモプラネタリウム渋谷チーフ解説員)コメント
子育てをしながら働く女性であれば誰もが体験する母と子の繋がりの物語。自分の夢も娘も大切な宝物。
仕事をしながら大切な家族を守っていく姿に元気をもらえる映画だ。
矢野顕子(ミュージシャン)コメント
日々の生活や子供を育てること、と同列に宇宙で働くことがある。映画でそれを描いてくれてありがとう。
エヴァ・グリーンの映画作品
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映画ナタリー @eiga_natalie
エヴァ・グリーン主演「約束の宇宙」本編映像、矢野顕子や坂下千里子から感想も
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