本作は、自堕落な生活を送るフリーターの菅原裕一が、長年同棲している恋人・里美を裏切ったことをきっかけにさまざまな人間関係から逃げる姿を描く物語。その過程で家族から逃げていった父・浩二に偶然出会い、裕一の中で何かが少しずつ変わり始めていく。
藤ヶ谷は「とても信頼している三浦さんと、また作品つくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです」と映画化への気持ちを明かす。そして映画では脚本と監督を担当する三浦は「藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな『そして僕は途方に暮れる』をつくれることに、喜びしかありません」とコメントした。
映画「そして僕は途方に暮れる」は全国でロードショー。公開時期やほかのキャストは後日発表される。
藤ヶ谷太輔 コメント
僕自身、一度演じた作品をまたやらせていただくという機会が初めての経験なので、オファーを頂いて素直にすごく嬉しかったです。とても信頼している三浦さんと、また作品つくりが出来ることをとても嬉しく思います。楽しみでワクワクしている反面、あのシーンはどうなるんだろう、このセリフの間合いはどうなんだろうという気になる部分も多く、早く準備をして撮影に挑みたいなという気持ちです。舞台とは異なり順撮りではないので、壁にぶち当たるのではないかと感じていますが、監督はじめチームを信じて、「菅原裕一」という人物に集中して挑みたいと思っています。舞台で演じさせていただいた3年前と現在では全く状況が変わってしまいました。だからこそ、人と人との繋がりとは何なのか、改めて考えさせられるのではないでしょうか。何事からも逃げてばかりの裕一のことを、クズだな、よく言い訳をする男だな、と感じると思うのですが、誰にでも時には「逃げたい」という願望はあると思います。なので、自分もこんなこと思ったことあるなと共感したり、応援したい気持ちになったり、その先がどうなるのかと知りたい欲にも駆られたり……様々な感情が沸く作品だと思います。是非、公開を楽しみにお待ちいただけると嬉しいです。
三浦大輔 コメント
舞台の公演が終わってからずっと、いつか、この作品を映像化したいという想いは持ち続けていました。こうして念願叶い、とても嬉しく思っています。そして、舞台と同じく、主人公の菅原裕一は、藤ヶ谷太輔くんが演じてくれます。藤ヶ谷くんと一緒に、また新たな「そして僕は途方に暮れる」をつくれることに、喜びしかありません。自分のオリジナルである本作が、舞台を経て、映画化されることによって、さらに多くの人に届けられることに、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様、期待してお待ちください。
jenpi @jenpidayo
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