藤ヶ谷太輔主演「そして僕は途方に暮れる」前田敦子と中尾明慶が続投、ED曲は大澤誉志幸

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藤ヶ谷太輔Kis-My-Ft2)主演作「そして僕は途方に暮れる」のオールキャストが解禁された。

上段左から原田美枝子、豊川悦司、中尾明慶、前田敦子。下段左から野村周平、毎熊克哉、香里奈。

上段左から原田美枝子、豊川悦司、中尾明慶、前田敦子。下段左から野村周平、毎熊克哉、香里奈。

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「そして僕は途方に暮れる」ティザービジュアル

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藤ヶ谷が主演を務め、三浦大輔が作・演出を手がけた2018年上演の舞台を三浦自身が映像化した本作。自堕落な日々を過ごすフリーターの菅原裕一が、ささいなことをきっかけにさまざまな人間関係を断ち切っていく中で、思いがけず10年ぶりに父と再会する姿が描かれる。

新キャストは7名。前田敦子が裕一と5年同棲している恋人・鈴木里美、中尾明慶が親友・今井伸二を演じる。彼女らは舞台版からの続投となる。

そして毎熊克哉が裕一のバイト先の先輩・田村修役、野村周平が大学の後輩で映画の助監督・加藤勇役、香里奈が東京で暮らす姉・菅原香役で登場。原田美枝子が北海道で一人暮らしをしている母・菅原智子役、豊川悦司が10年前に家族から逃げた父・菅原浩二役を務めた。キャストから届いたコメントは下記の通り。

なおエンディング曲は、大澤誉志幸が本作のために新アレンジで歌唱した「そして僕は途方に暮れる」に決定した。

映画「そして僕は途方に暮れる」は、2023年1月13日より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国でロードショー。本作は第35回東京国際映画祭のガラ・セレクション部門に正式出品される。

前田敦子 コメント

舞台の時から、映画っぽい作品だなぁと思っていたので、今回の映画化はすごく腑に落ちました。三浦監督も、舞台と映画の瀬戸際みたいなことをやってみたいんだと、舞台の時からおっしゃっていたし、里美は自分でもとても思い入れの強い役でしたので、裕一と伸二と一緒に3人変わらず、自分も映画に呼んでもらえて、うれしかったです。
三浦組には、三浦組でしか経験できないことがあるのですが、舞台の時とは全然違っていて…。私はそんなに長い期間の撮影ではなかったので、その範囲であれば今回は楽しめた様な気がします(笑)。

中尾明慶 コメント

舞台で今井を演じた時から映像でも演じてみたいと思っていたので、それが叶いとても光栄です。
映像での三浦作品にはオムニバスドラマに続き、2作品目でしたが、いやぁもうね…「OK!!!」が出た時にこんなに安心する組ないです…本当に…撮影というよりほぼ稽古でした。何とかしてOKと三浦さんに言っていただきたい一心で食らいついていたので、正直撮影のことは覚えていません(笑)。
でも今井をとても魅力的に作り上げてくださいましたし、何よりやっぱりダメ人間を客観的に見るって笑いが止まらなかったです。それくらい藤ヶ谷くんをはじめ、皆さま素敵な方ばかりで、この作品に参加させていただき感謝しています。是非、たくさんの方に見ていただきたいです!

毎熊克哉 コメント

2018年の舞台版をみていなかったので、脚本を読んだ時は一体どんな作品になるのだろう?と、全く完成図がわからないまま作品に入っていきました。
僕は主人公が働くアルバイト先の先輩の役で、自分が居酒屋でアルバイトしていた時にいた先輩を少しイメージしています。
部屋のシーンの撮影は朝から晩まで延々と行われ、終わった頃には疲弊しきっていました。こりゃ大変だな…と。役として追い詰められている藤ヶ谷さんの目が印象的で、一緒に途方に暮れました。完成図はわからないままで良かったんだと思います。お楽しみに!

野村周平 コメント

舞台「禁断の裸体」でお世話になった三浦大輔監督が自分の事を覚えて下さっていて、お声かけを頂けたのがとにかく嬉しかったです。自分の役柄は映画の助監督だったのですが、普段接する機会が多い職業だったので、その人たちの事を思い出しながら役作りをしました。
舞台の時さながらの演技の千本ノックがなかなかハードでしたが、その分いいものになっているんじゃないかなと思います。

香里奈 コメント

今回、本当にどうしようもない弟の姉役を演じさせていただきました。登場人物全員、完璧ではなくどこか欠けていて、香も一見しっかり者に見えてそうではなかったりと、人間らしさをたくさん感じられる作品だと思いました。私は末っ子なので姉の気持ちはわかりませんが、いくらダメダメな弟、父親だとしても、家族として見捨てられない気持ちもあったり、でも強くあたってしまうこともある。家族との会話や空気感等、きっとこんな感じなんだろうなと想像しながら演じさせていただきました。
初めて台本を読んだ時は、何事からも逃げる弟が繰り広げていくストーリーに何か暗い印象を持ったのですが、完成した作品を観たときに人間味のあるキャラクター達に思わず笑ってしまったり、裕一のダメさが突き抜けていて、少し愛おしくも感じたりしました。
最後には、観た方がなんとなく頑張れるかもと思わせてくれるような映画になっていると思います。

原田美枝子 コメント

この作品は、微妙なニュアンスが魅力の作品だと思うのですが、普通よりちょっとずれている感じがあちらこちらにあって、その感じをつかむのが凄く大変で難しかったです。藤ヶ谷さんとは初共演でしたが、すごく素直な方で、本当の息子のようでした。
三浦監督がお持ちの「ちょっとねじれている感じ」がうまく出ていたら面白い作品になっていると思います。豊川さんが演じられた父親のキャラクターがすごくよくて、この物語が救われているような気がしました。

豊川悦司 コメント

負け戦のボクサーの気分で現場に入った。
案の定OKは出ない。
ジャブ、ストレート、アッパー、フック、あらゆるパンチを放ったが勝てる気がしない。
ちょっともう一回やってみましょうか。
三浦が軽く言う。
その瞳の奥に、丸裸にされそうな俺が映る。
迷いを振り切る俺の気分が映画に焼き付けられていく。
三浦よ、何を視ていたんだ、何を感じていたんだ。
せめて映画の中には三浦の正解があることを信じて、俺はリングに立ち続けていた。
三浦が作った映画を、早く観たい。

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(c)2022映画『そして僕は途方に暮れる』製作委員会

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Chiaki @ Dorama World ドラマワールド @doramaworld

Supporting cast lineup of new movie "Soshite boku wa toho ni kureru" starring Fujigaya Taisuke - Maeda Atsuko, Nakao Akiyoshi, Maiguma Katsuya, Nomura Shuhei, Karina, Harada Mieko & Toyokawa Etsushi; showing from 13 Jan 2023
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