ミニシアター応援宣言！斎藤工ら推薦10作品をWOWOWオンデマンドで無料配信

本日1月13日、WOWOWオンデマンドで「ミニシアター応援宣言！」と銘打った無料配信企画がスタートした。

この企画ではコロナ禍に劇場が直面する今、ミニシアター文化への感謝と応援の気持ちを込めて、全国のミニシアター支配人が薦める映画10作品を期間限定で無料配信。WOWOWの映画番組「W座からの招待状」の小山薫堂と信濃八太郎、「映画工房」の斎藤工、板谷由夏、中井圭も参加し、それぞれお気に入りの作品を挙げている。

バンクシーの監督作「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」を薦める小山は「この作品そのものがバンクシーの作品だと思います。そういう意味ではものすごく価値がある映画ではないかなと思います」とコメント。イザベル・ユペール主演作「アスファルト」を挙げた斎藤は「これぞミニシアター映画という代表格なんじゃないかなと思っています。優雅で詩的で非日常的なんですよね。とても上質な、とても好きな世界観の作品です」と選出理由を明かした。

無料配信期間は4月11日24時まで。WOWOWオンデマンドのWebアカウントに無料登録すれば視聴できる。

WOWOWオンデマンド「ミニシアター応援宣言」ラインナップ

「W座からの招待状」より

小山薫堂「イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」
コメント：この作品そのものがバンクシーの作品だと思います。そういう意味ではものすごく価値がある映画ではないかなと思います。

信濃八太郎「さすらいの女神（ディーバ）たち」
コメント：ダンサー達のショーを見た人はみんな元気になって自分の人生に帰っていく。卓越したユーモアと生命力を感じてもらえるんじゃないかと思います。

「映画工房」より

斎藤工「アスファルト」
コメント：これぞミニシアター映画という代表格なんじゃないかなと思っています。優雅で詩的で非日常的なんですよね。とても上質な、とても好きな世界観の作品です。

板谷由夏「裏切りのサーカス」
コメント：静かで淡々とした男達の心の中を探りながら観ていると、結構色々なところに色々なことが隠されていて、それを探すのが面白い映画だと思います。

中井圭「めぐり逢わせのお弁当」
コメント：インド映画って歌って踊ってド派手で長いというイメージがあると思うんですけど、この映画はその既存の概念を完全に崩すような真逆の存在だなと思っています。

ミニシアター支配人

京都府 出町座 田中誠一「キャロル」
長野県 長野相生座・ロキシー 田上真里「バッド・ジーニアス 危険な天才たち」
神奈川県 横浜シネマリン 八幡温子「ブルージャスミン」
茨城県 あまや座 大内靖「タクシー運転手 ～約束は海を越えて～」
新潟県 新潟・市民映画館 シネ・ウインド 井上経久「キャタピラー」