「ドクター・デスの遺産」シークレットキャストは柄本明と木村佳乃、出演シーン到着

「ドクター・デスの遺産－BLACK FILE－」に柄本明と木村佳乃が出演していることが発表された。

本作は、闇サイトで安楽死を請け負う連続殺人犯ドクター・デスに立ち向かう2人の刑事の姿を描いたクライムサスペンス。綾野剛が破天荒な直感型刑事・犬養隼人、北川景子が冷静沈着な頭脳派刑事・高千穂明日香を演じている。

ポスターや予告でも、名前が伏せられていた柄本と木村。柄本はホームレスの男・寺町亘輝、木村は養鶏場で働く雛森めぐみを演じている。ともに容疑者として捜査線上に浮かび上がってくるキャラクターだ。このたびYouTubeで解禁された映像には、犬養と高千穂が2人に対峙する取り調べシーンが収録されている。

木村は「根っからのサスペンスホラー好きなので、雛森のような役柄をいただくと戦慄が走ります！ 今回はメイクに随分助けられました！ あるシーンでは顔全体に染みを描き、眼を落ち窪ませて……あるシーンでは不気味な感じを出すため、黒目を大きくさせてます」と役作りを明かす。また監督の深川栄洋は「お二人とも本当か嘘かわからない演技をする人という印象がありました。ともに叩いてみないと、どんな音が鳴るかわからない楽器のような方。こちらが狙った音が鳴るとは限らない。もちろん僕はそういう役者が大好きです」と演出を振り返った。

中山七里の小説を原作にした「ドクター・デスの遺産－BLACK FILE－」は、全国で公開中。