小栗旬が主演を務めるNHK大河ドラマ第61作「鎌倉殿の13人」の第1次出演者が明らかに。
「鎌倉殿の13人」では本日11月16日から20日にかけて5日連続でキャストを発表。三谷自ら動画に出演し、キャラクターとキャストを紹介した。小池が義時の姉で源頼朝の妻・北条政子、愛之助が義時の兄で平家打倒を訴える夢想家の北条宗時、松平が源氏の宿敵であり日本を支配する平家の総帥・平清盛、佐藤が13人のうちの1人で北条氏と権力争いを繰り広げる頼朝の側近・比企能員(ひきよしかず)を演じる。
片岡が三谷脚本の大河ドラマに出演するのは「真田丸」に続き2回目。また松平は過去にTBSのドラマで清盛を演じた経験がある。各キャストによるコメントは下記の通り。
小池栄子 コメント
北条政子を演じさせていただけるとは、、、。
女として、母として、強く、愛に生きた政子は、「一途」という言葉がぴったりな最高にカッコイイ女性だと思います。
1年半、政子を誰よりも愛し、政子と心中する気持ちで演じさせていただきたいと思います。
「猛女」とよく例えられますが、そうではない、それだけではない魅力的な政子として視聴者の皆様の記憶に残れるよう気合を入れて頑張りたいですね!
片岡愛之助 コメント
また三谷幸喜さんの大河ドラマに出演させていただけると伺ったときは素直にとてもうれしかったです。
北条宗時は私とは真逆の人間。夢に生き、夢に散った男だったと知りました。打倒平家に燃えたその夢想家の熱意は相当なものだったと想像がつきますし、今回はその熱量をいかに表現できるかに懸かっていると感じています。自分とは正反対の生き方をした武将を演じられることに今からワクワクが止まりません!
とはいえ、宗時は歴史文献にもあまり記録が残っていない人物。その宗時が三谷さんの脚本でどう描かれるのか、非常に楽しみです!
松平健 コメント
〈平清盛〉は、700年続く武家政権の祖です。地下人から太政大臣まで上り詰めながら、貴族化していく姿は源氏への戒めの姿でもあると思います。源氏の遺児たちの命を奪わなかった情が、自らを窮地へ導く──〈清盛〉の激しい生きざま、抑揚をつけてしっかりと演じたいですね。諸行無常、盛者必衰をもって、時代のバトンを鎌倉へと渡したいと思います。
佐藤二朗 コメント
僕が演じるのは「13人」の一人で、北条と火花散る権力闘争を繰り広げた比企能員(ひき・よしかず)という人物です。一歩間違っていたら、執権は北条でなく比企だったかもしれません。歴史の裏には必ず、涙を飲んだ悲運の敗北者がいます。そうした歴史の表舞台に立てなかった人物を演じるのは、ある意味役者冥利に尽きます。精いっぱい、歴史の裏側、影を輝かせたいと思います。
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