企画展「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」の内覧会が11月13日に東京・東京都現代美術館で開催された。
「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」はアートディレクター、デザイナーとして多岐にわたる分野で世界を舞台に活動した石岡瑛子をフィーチャーした、世界初の大規模な回顧展。彼女が携わった初期の広告キャンペーンや、映画、オペラ、演劇、サーカス、ミュージックビデオ、オリンピックなどの仕事を総覧することができる。3つの章で構成されており、第1章は主に日本で行った仕事、第2章は1980年の渡米後に参加したコラボプロジェクト、第3章は自身の個性を進化させた円熟期の仕事を紹介する。
デザインや普遍的な創造性について語るインタビュー音声が流れ出す入り口。資生堂時代に
石井はコッポラの「ドラキュラ」で衣装デザインを担当。会場では“ドラキュラのトランスセクシャルな魅力”を強調したという赤いローブのほか、蛇などのモチーフが忍ばせられた何着もの衣装を見ることができる。さらにデザインドローイングもずらりと並べられた。石岡は同作で第65回アカデミー賞衣装デザイン賞を獲得している。
グリム童話に立ち返り、女性の成長譚として作り上げられた「
「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」は本日11月14日から2021年2月14日まで開催。
石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか
2020年11月14日(土)~2021年2月14日(日)東京都 東京都現代美術館 企画展示室 1F・地下2F
※休館日は月曜日(11月23日、2021年1月11日は開館)、11月24日、12月28日~2021年1月1日、1月12日
開館時間 10:00~18:00 ※展示室入場は閉館の30分前まで
料金:一般 1800円 / 大学生・専門学校生・65歳以上 1300円 / 中高生 700円 / 小学生以下 無料
東京美術館巡り【公式】 @tokyoartmuseum
【2021年2月14日まで|清澄白河】石岡瑛子の足跡たどる回顧展開催、「ドラキュラ」衣装など展示
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