地獄の黙示録

地獄の黙示録

ジゴクノモクシロク
APOCALYPSE NOW

製作:1979年(米)

解説 ジャングルが美しく燃え、ドアーズの『ジ・エンド』が流れてくる1960年代末のベトナム。暑苦しいサイゴンのホテルから指令部に呼び出されたウィラード大尉は、ジャングル奥地に失踪し、現地人のカリスマとなって王国を築いたと噂されるカーツ大佐の暗殺密令を受け、部下4人とナング河を逆上る。その途上、ナパームの匂いを偏愛し戦争をエンジョイするキルゴア大佐、ジャングルの特設ステージで兵隊たちを挑発するプレイメイト、ドラッグに狂う兵隊、迫力ある戦場を撮るTV取材班など無秩序で神経症的な現実を次々と目撃する。やがてカンボジア奥地でカーツの異様な王国を発見、丸坊主のカーツが闇の中から現れ“恐怖“について語り出す。広場では牛を蛮刀で殺す儀式。ウィラードも任務に取りかかった。ポスト・ベトナム映画の総決算。評価をめぐり賛否両論が起こった。2001年にはコッポラ自身の手により、56分も長い特別完全版が製作された。

情報提供:ぴあ

スタッフ

監督:フランシス・フォード・コッポラ

キャスト

カーツ:マーロン・ブランド
キルゴア中佐:ロバート・デュヴァル
ウィラード大尉:マーティン・シーン
シェフ:フレデリック・フォレスト
フォト・ジャーナリスト:デニス・ホッパー
ルーカス:ハリソン・フォード
クリーン:ローレンス・フィッシュバーン
コルビー:スコット・グレン

受賞歴

第52回アカデミー賞
撮影賞 / 音響賞

第37回ゴールデングローブ賞
助演男優賞 / 監督賞 / 作曲賞

第32回カンヌ国際映画祭 コンペティション部門
パルムドール

第32回カンヌ国際映画祭
FIPRESCI賞(国際映画批評家連盟賞)

「地獄の黙示録 ファイナル・カット」特報

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