行成薫が第25回小説すばる新人賞を受賞した同名小説を映画化した本作。強い絆で結ばれた幼なじみのキダとマコトが、10年もの歳月を掛けて表と裏それぞれの社会でのし上がり、日本中を巻き込む“ある壮大な計画”を実行しようとするさまが描かれる。
裏社会で“闇の交渉屋”として危ない橋を渡って行くキダを岩田、会社経営者として表の社会で必死に生きるマコトを新田が演じた。2人の幼なじみ・ヨッチ役で
解禁となったポスタービジュアルには“ラストシーン”のキダの姿が大きく配され、そこに覚悟を決めた雰囲気のマコトが重なる。また場面写真には、音信不通のマコトと再会を果たしたキダが“ある計画”を知らされる場面や、冷たい表情で銃を突き付けるキダ、憧れのリサに寄り添うマコトの姿が切り取られた。
主題歌は須田による書き下ろし楽曲「ゆるる」。須田は「作品全体を包む寂寥感を自分なりに音楽にしました。ぜひ映画と共に楽しんで頂けたら幸せです」と伝えている。なお10月23日にムビチケの販売がスタート。前売り特典として、キダとマコトの姿を捉えたマスクケースが配布される。
須田景凪 コメント
今回「名も無き世界のエンドロール」の主題歌を担当させて頂くことになりました。
最初に映像を観させて頂いた時、小さな傷が大きな渦になっていく様な感覚を覚えました。
作品全体を包む寂寥感を自分なりに音楽にしました。
ぜひ映画と共に楽しんで頂けたら幸せです。
内部健太郎(プロデューサー)コメント
様々な世代の方に楽しんでもらえる作品にしたいと思い企画しましたが、中でも若い世代の方々にこそ観て頂きたいという想いの中で、ニコニコ動画というデジタルメディアから音楽シーンに登場し、若い世代から熱烈な支持を受ける須田景凪さんにオファーをさせていただきました。多彩な表現のふり幅を持つアーティスト・須田景凪さんの世界観と映画をうまく融合させるために、先ずは映画を鑑賞していただき、感じたことなど須田さんの中の映画のイメージで書下ろしをお願いしました。作品のラストを飾るエンドロールに何を感じ、何を表現するのか、皆さんと同じように僕自身、非常に楽しみです。
関連する特集・インタビュー
関連記事
岩田剛典の映画作品
リンク
keills @bxnutk9464
岩田剛典と新田真剣佑の共演作に須田景凪が主題歌提供「映画と共に楽しんで」 https://t.co/aIywhkL6MN