原一男の新作「水俣曼荼羅」が上海国際映画祭に出品、15年にわたり水俣を記録

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原一男が監督を務めたドキュメンタリー「水俣曼荼羅」が、第23回上海国際映画祭の金爵賞公式セレクションに選出された。

「水俣曼荼羅」 (c)疾走プロダクション

「水俣曼荼羅」 (c)疾走プロダクション

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日本の四大公害病の1つとして知られる水俣病を題材とした本作。「ゆきゆきて、神軍」「れいわ一揆」などを手がけた原が、水俣病を巡る人々の生活、学術研究、裁判の様子を15年にわたり撮影し、3年の編集期間を経て完成させた。“昭和の水俣”を記録してきた監督・土本典昭に捧ぐ、“平成・令和の水俣”を372分におよぶ3部構成で映し出す壮大な叙事詩だ。

上海国際映画祭は7月25日から8月2日まで開催。新型コロナウイルス流行の影響で各国の審査員が現地入りできず、審査及び審査会議の実施が困難となったため、今年に限り賞の授与は行わず、各部門で選ばれた最優秀作品を公式セレクションとして発表している。日本からは「子供はわかってあげない」「サイダーのように言葉が湧き上がる」なども同部門に選出された。

「水俣曼荼羅」は同映画祭でワールドプレミア上映される。劇場公開については今後の発表を待とう。

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