ゲルハルト・リヒターの半生がモデル、ある画家の半生を描く映画が今秋公開

1

130

この記事に関するナタリー公式アカウントの投稿が、SNS上でシェア / いいねされた数の合計です。

  • 28 87
  • 15 シェア

ドイツの画家ゲルハルト・リヒターの半生をモデルにした「Never Look Away(英題)」が、「ある画家の数奇な運命」の邦題で2020年秋に公開される。

「ある画家の数奇な運命」ポスタービジュアル

「ある画家の数奇な運命」ポスタービジュアル

大きなサイズで見る

「善き人のためのソナタ」のフロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクが監督と脚本を担当した本作。ナチ政権下のドイツで、芸術を愛する叔母の命を“安楽死政策”によって奪われたクルトは、終戦後に東ドイツの美術学校で出会った女性エリーと恋に落ちる。しかし、婦人科の名医で元ナチ高官であるエリーの父親こそが、叔母を死へと追い込んだ張本人だったことに気付かぬまま2人は結婚。やがて社会主義リアリズムに疑問を抱いたクルトは、ベルリンの壁が築かれる直前に、芸術の自由を求めてエリーと西ドイツへと逃亡する。

「ピエロがお前を嘲笑う」のトム・シリングがクルト、「婚約者の友人」のパウラ・ベーアがエリーを演じ、「善き人のためのソナタ」「ブラックブック」のセバスチャン・コッホがエリーの父親役で出演。「帰ってきたヒトラー」のオリヴァー・マスッチ、「さよなら、アドルフ」のザスキア・ローゼンダールもキャストに名を連ねた。

「ある画家の数奇な運命」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国でロードショー。

※「ある画家の数奇な運命」はR15+指定作品

この記事の画像(全1件)

(c)2018 PERGAMON FILM GMBH & CO. KG / WIEDEMANN & BERG FILM GMBH & CO. KG

読者の反応

  • 1

映画ナタリー @eiga_natalie

ゲルハルト・リヒターの半生がモデル、ある画家の半生を描く映画が今秋公開
https://t.co/8YXTTyH4MI https://t.co/RNiWYQ63bv

コメントを読む(1件)

フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルクの映画作品

リンク

あなたにおすすめの記事

このページは株式会社ナターシャの映画ナタリー編集部が作成・配信しています。 ある画家の数奇な運命 / フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク / ゲルハルト・リヒター / トム・シリング / パウラ・ベーア / セバスチャン・コッホ / オリヴァー・マスッチ / ザスキア・ローゼンダール の最新情報はリンク先をご覧ください。

映画ナタリーでは映画やドラマに関する最新ニュースを毎日配信!舞台挨拶レポートや動員ランキング、特集上映、海外の話題など幅広い情報をお届けします。