本作は29歳でこの世を去った人気俳優ジョン・F・ドノヴァンの死の真相が、彼と11歳の少年ルパートが交わしていた“秘密の文通”から明かされていく物語。オープニングでは、ニューヨークの摩天楼と
バックに流れるのは、アデルの楽曲「Rolling in the Deep」だ。アデルからのラブコールで過去に「Hello」のMVを監督していたドラン。当時、このオファーについては「連絡が来たときはすごく驚いたけど、アデルは僕のデビュー作『マイ・マザー』にすごくインスパイアされていたみたいなんだ。特に主人公ユベールが自身にカメラを向けて語っているモノクロの独白シーンが好きだと言ってくれた。僕もそのシーンが一番好きだったからうれしかったよ」と語っている。
「Hello」からおよそ5年の時を経て、再びタッグを組んだドランとアデル。のちにアデルが「一緒に仕事をして、いつかドランの映画に出てみたいと思った」と強い関心を示していたことから、ドランは重要なオープニングシーンで彼女の楽曲をフルで使用することに決めたという。
「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」は、3月13日より東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー。
関連記事
グザヴィエ・ドランの映画作品
リンク
まるポン'A‘ @Marupo_n_
ドランとアデルかー。いいな。「ジョン・F・ドノヴァンの死と生」アデルの楽曲流れるオープニング解禁 https://t.co/WIuK7Ng3F2