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同名児童書をもとにした本作では、街外れの幽霊屋敷で見つかった“怖い本”による呪いの数々が描かれる。
このたび公開されたのは、原作本の「大きな足指」に該当するエピソード。これはアメリカの南東部を中心に語り継がれている怪談で、ある男の子が庭で足の親指を見つけ、それを一家全員で食べてしまうことから物語がスタートする。するとその夜、奇妙な声の持ち主がキッチンや廊下を通過し、男の子の部屋の前までやって来る、という内容だ。原作本には「(ここですこし間をあけます。それから、となりの人にとびつきながら、大声で)『おまえが食べたなああ!』」と言ったように、読み聞かせる相手を驚かすためのポイントまで記載されている。
映画版では、主人公ステラの友人オギーがこの「大きな足指」の恐怖を体験。怖い本の新たな物語の主人公になってしまったオギーは、ステラたちの制止も聞かず、家にあったシチューを食べてしまう。すると奇妙なうめき声を発する“何か”が、彼を部屋まで追い詰めていく。YouTubeで公開された映像には、“何か”から逃れようと焦るオギーの姿が収められた。
なお原作本シリーズの日本語版第2弾「恐怖のひき肉ソーセージ」は、5月下旬に発売される。同シリーズについてデル・トロは「キャンプファイヤーで語りたくなるような物語。聞き手がワクワクしながら恐怖を感じるところが素晴らしい! そして何度聞いてもワクワクは変わらない」とコメントした。
「スケアリーストーリーズ 怖い本」は全国で上映中。
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tAk @mifu75
「スケアリーストーリーズ」“大きな足指”の本編映像と原作ストーリーが解禁(コメントあり) https://t.co/UWHznkrLkC