10代のギレルモ・デル・トロが影響を受けた「怖い本」かかしイラスト到着

「スケアリーストーリーズ 怖い本」より、原作本の挿絵イラストと場面写真が到着した。

アンドレ・ウーヴレダルが監督した「スケアリーストーリーズ 怖い本」は、ギレルモ・デル・トロが「シェイプ・オブ・ウォーター」以来初めて企画・製作した作品。劇中では、高校生のステラたちが、町外れの幽霊屋敷で“怖い本”を見つけることから物語が展開していく。その本にはひとりでにステラたちが主人公の物語がつづられ、それが現実となって名前を書かれた者に襲いかかる。

本作は、デル・トロが10代の頃に影響を受けた、アルヴィン・シュワルツによる児童書を原作としている。1981年に第1作が発表され、シリーズ累計700万部を売り上げた同書だが、実際の事件をほうふつとさせる描写やおどろおどろしい挿絵に大人から苦情が殺到。子供には過激すぎるとして、全米の学校図書館に置くことを禁止するべきだという論争が巻き起こった。このたび到着したのは、スティーヴン・ガンメルが描いたかかしの“ハロルド”のイラストだ。

なお現在、原作本の日本版シリーズ第1弾「いばりんぼうをつかまえた」が販売されている。

「スケアリーストーリーズ 怖い本」は2月28日に全国公開。