紺野彩夏と久保田紗友が主演、和太鼓に励む女子高生描く「和太鼓†ガールズ」映画化

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すたひろのマンガ「和太鼓†ガールズ」の映画化が決定。「叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-」として2020年秋に全国で公開される予定だ。

左から紺野彩夏、久保田紗友。

左から紺野彩夏、久保田紗友。

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「叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-」では、和太鼓を通して成長する女子高生たちの姿が描かれる。主人公はミッション系のお嬢様学校に通い、富裕層らしい日常を送っていた松沢環。しかし父の会社の倒産により彼女の生活は一変してしまう。そんなとき環が惹かれたのは、声帯損傷で言葉を話せない新島マリアがたたく和太鼓の音。環は和太鼓のプロ集団・雷鼓音のコンサートにも心を動かされ、和太鼓部の扉を開く。

雑誌・Seventeenの専属モデルである紺野彩夏が環、「ハローグッバイ」の久保田紗友がマリア役で主演。映画初主演となる紺野は「芯が強く自分しか信じることができない環がマリアに出会って周りとの関わり方が変わっていく心情の移り変わりも見て欲しいです」とコメントした。久保田は「劇中でマリアと環が出会うことで、お互いが初めて自分自身に向き合うことができるので、私も環役の紺野彩夏ちゃんと本気でぶつかり合って刺激し合っていければ良いなと思っています」と述べている。

監督を務めるのは「かぐらめ」の奥秋泰男。「ハローグッバイ」の加藤綾子が脚本を手がける。

紺野彩夏 コメント

2020年という今の時代にぴったりで、この映画で新たに日本の良さを海外に発信したいと強く思いました。
太鼓に触れた事も生演奏を聞いた事もなかった私が太鼓で伝えられるのかという不安もありましたが、触れる度、音やその振動に吸い込まれる不思議な感覚を味わいました。クランクインの3カ月前から太鼓の練習を重ね、実際にキャスト全員で音をぶつけあえたことで演技ではなく自然と強い音霊を表現できたと思っています。そして芯が強く自分しか信じることができない環がマリアに出会って周りとの関わり方が変わっていく心情の移り変わりも見て欲しいです。

久保田紗友 コメント

今回、新島マリアという役を頂いた時、嬉しかったのと同時に役への責任も強く感じました。マリアは言葉を話せない為、自分の感情を事細かに相手に伝えることが難しい時があるのですが、幼いころから太鼓を通して自分の感情表現をしてきたということもあり、マリアの太鼓に対する想いは特別で、太鼓の持つ力を私自身も撮影をしながら日々実感しています。劇中でマリアと環が出会うことで、お互いが初めて自分自身に向き合うことができるので、私も環役の紺野彩夏ちゃんと本気でぶつかり合って刺激し合っていければ良いなと思っています。
たくさんの方に受け入れて頂ける作品になりますよう、キャスト&スタッフの皆さんと力を合わせてこの映画を作っていきたいと思うので、公開を楽しみにしていて下さい。

すたひろ コメント

青天の霹靂とはこのことです。6年前に完結した「和太鼓†ガールズ」は自分でも思い入れの深い作品でした。そんな作品にもう一度日の目を見る機会を与えてくださった奧秋監督には本当に感謝しています。映画には私のやりたかったことも沢山詰まっています。和太鼓の音(振動)には人の心に直接響く力があるんです。この映画も多くの観客の心に響く作品になってくれると期待しています。

奧秋泰男 コメント

原作者すたひろ氏が描くミッション系女子高生と和太鼓という全く世界観の違う組み合わせを自分が描きたい世界とどうやってオーバーラップさせるか?という作業からこの映画づくりが始まりました。まず一つが日本の伝統文化とも言える和太鼓の世界をよりリアリティーをもって描くこと、そしてもう一つが17歳というジェネレーションの純真でありながらもこの世の中に存在する不条理な事象と対峙しながらも懸命に生きる姿。その二つの素材を組み合わせ「信じる」という意味、「生きる」という意味の答えを探す主人公の二人。和太鼓が持つ「音」の魂にその純真な生き様をまるで叩き壊す如く同期させて作品づくりは進んできました。数多あるキラキラ学園物語ではない新しい青春映画として多くの世代を超え、お楽しみいただければ幸いです。

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(c)映画「叩き壊すほどに君へ WADAIKO†GIRLS」製作委員会

読者の反応

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紺野彩夏と久保田紗友が主演、和太鼓に励む女子高生描く「和太鼓†ガールズ」映画化(コメントあり) - 映画ナタリー https://t.co/DPZ6OTMkKO

アニメではなく実写か。確かに実写の方が良さそう。

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