紺野彩夏と久保田紗友のW主演作「藍に響け」、タイトル改め5月に公開

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紺野彩夏久保田紗友がダブル主演を務める「藍に響け」が、5月21日に公開される。

左から紺野彩夏、久保田紗友。

左から紺野彩夏、久保田紗友。

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すたひろのマンガ「和太鼓†ガールズ」を「かぐらめ」の奥秋泰男が映画化した本作。当初、「叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-」の題で2020年秋の封切りが予定されていたが、コロナ禍での公開延期を経てタイトルが変更された。奥秋はこの変更について「今回、作品の完成後に改めて熟考し、これがベストだと思うタイトルが『藍に響け』でした。『藍』は青春の象徴でもある『青』よりも、さらに心情的に掘り下げた2人の主人公に向けられた青春の色。ジャパンブルーとも呼ばれる『藍』は和の潜在的なパワーといじらしいほど純粋な心の融合物として観客の皆さまの心に響くことを願っています」とコメントしている。

劇中では、ミッション系のお嬢様学校で、和太鼓を通して成長する女子高生たちの姿が描かれる。父の会社の倒産により生活が一変してしまった松沢環と、声帯損傷で言葉を話せない新島マリアが、和太鼓の音に導かれて出会うことから物語が展開していく。「仮面ライダージオウ」の紺野が環、「M 愛すべき人がいて」の久保田がマリアを演じた。

左上から時計回りに吹越満、筒井真理子、カトウシンスケ、須藤理彩、濱田マリ。

左上から時計回りに吹越満、筒井真理子、カトウシンスケ、須藤理彩、濱田マリ。[拡大]

またこのたび、本作の追加キャストが明らかに。吹越満筒井真理子濱田マリ須藤理彩カトウシンスケが出演しているとわかった。

「藍に響け」は東京・新宿武蔵野館、シネクイントほか全国で順次公開。

奥秋泰男 コメント

すたひろ氏の原作をベースに出来たこの作品は、コロナ禍での制作過程を経てやっと完成しました。
本作の見どころは大きく分けてふたつ。まずは魂の叫びとも言える“音”。一切の吹き替えをせず、時間をかけ本物の音を追求したそれは、劇場で触れた瞬間に感じ取っていただけることかと思います。そしてもうひとつは2人の主人公の切ないほど不器用で純粋な生き方。この作品の冒頭からエンディングに至るまで、17歳という世界の様々な葛藤や不安、さらに生き様を全力で描く2人の心情を感じ取っていただければ幸いです。今回、作品の完成後に改めて熟考し、これがベストだと思うタイトルが「藍に響け」でした。「藍」は青春の象徴でもある「青」よりも、さらに心情的に掘り下げた2人の主人公に向けられた青春の色。ジャパンブルーとも呼ばれる「藍」は和の潜在的なパワーといじらしいほど純粋な心の融合物として観客の皆さまの心に響くことを願っています。

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(c)すたひろ/双葉社 (c)2021「藍に響け」製作委員会

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