のんがVTRメッセージで登場「星屑の町」岩手・久慈で完成披露、メイキング写真も公開

のんがヒロイン役を務める「星屑の町」の完成披露上映イベントが、映画の撮影地となった岩手・久慈のアンバーホールで行われ、監督の杉山泰一、プロデューサーの高橋正弥と佐藤現、久慈市長の遠藤譲一が登壇した。

劇作家の水谷龍二と、ラサール石井、小宮孝泰によるユニット・星屑の会の舞台「星屑の町」シリーズを映画化した本作。売れないムード歌謡コーラスグループ・山田修とハローナイツのもとに、歌手を夢見る久間部愛がグループ加入直訴のため現れたことから物語が展開していく。

杉山は「キャストの演技に、演出しながらこちらが笑ってしまうほど楽しい作品になりました。歌から力をもらい、一歩一歩進んで生きていく姿をスクリーンで観て、感じてほしい。そんな思いもあり、歌唱シーンでは歌詞に字幕を入れています」と作品をアピール。「ゆくゆくは応援上映も実現できたらと思います」と願望を明かした。

イベントでは、のんのビデオメッセージもサプライズで上映。のんは「久慈の皆さんが温かく迎えてくれたおかげで、楽しく撮影に臨むことができました。これまでは、久慈の海沿いは行ったことがありましたが、山のほうは初めてでした。山菜のお料理や、鹿肉カレーをごちそうになったのがいい思い出です」と回想し、「完成したばかりの『星屑の町』楽しんでください！ 公開のときに皆さんにお会いできたらと思います」と会場の観客に呼びかけた。

このたび撮影現場のメイキング写真も解禁に。のんを中心に、笑顔の絶えないオフショットなど撮影の裏側が捉えられている。さらに劇場公開に向け、作品を盛り上げていく公式応援隊も発足。応援隊には特典として、特別エンドロールやパンフレットへの氏名掲載、ムビチケや特製トートバッグ、チラシ100枚が進呈される。詳しくは作品公式サイトで確認を。

「星屑の町」は、2020年春より全国ロードショー。