ミゲル・ゴメス「アラビアン・ナイト」東京初上映も、映像アートの祭典が開催

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映像アートの祭典「イメージフォーラム・フェスティバル2019」が、東京で9月14日より、愛知で11月8日より開催される。

「イメージフォーラム・フェスティバル2019」ビジュアル

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「アラビアン・ナイト」(ミゲル・ゴメス)

「アラビアン・ナイト」(ミゲル・ゴメス)[拡大]

2019年は“ラフ&ワイルド”をテーマに、国内外から集まったインスタレーションを含む全154本の作品を上映。一見洗練されておらず既存の価値観や歴史的文脈で捉えることのできない表現が、時と場所を超えてやがて大きな意味を持つという可能性に着目し、作品が選出された。

「時間の木」(アンドレ・ジル・マタ)

「時間の木」(アンドレ・ジル・マタ)[拡大]

「30歳のとき、世界を廻った」(アヤ・コレツキー)

「30歳のとき、世界を廻った」(アヤ・コレツキー)[拡大]

「東アジア・エクスペリメンタル・コンペティション」では日本、中国、台湾、韓国から応募された計446作品の中から22のノミネート作品が上映される。また海外の優れた作品を上映する「エクスペリメンタル・パノラマ部門」ではポルトガルを特集。「熱波」のミゲル・ゴメスが手がけた6時間半の大作「アラビアン・ナイト」東京初上映に加え、タル・ベーラのもとで映画制作を学んだアンドレ・ジル・マタの「時間の木」、2019年のロッテルダム国際映画祭でブライトフューチャー賞を受賞したアヤ・コレツキーの「30歳のとき、世界を廻った」がスクリーンにかけられる。

「くず」(飯村隆彦)

「くず」(飯村隆彦)[拡大]

さらに女性アーティストによる作品を特集する「カメラを手にした女性アーティストたち」、映像作家・飯村隆彦の作品にフォーカスを当てる「フィルムメーカーズ・イン・フォーカス」、2019年6月に死去したスーザン・ピットによるアートアニメーションの追悼上映といった企画も。詳細は公式サイトで確認を。

「イメージフォーラム・フェスティバル2019」は9月14日から23日まで東京のシアター・イメージフォーラム、9月20日から23日までスパイラルホールで開催。11月8日から10日にかけては愛知・愛知芸術文化センターで実施される。

イメージフォーラム・フェスティバル2019

東京会場

2019年9月14日(土)~23日(月・祝)東京都 シアター・イメージフォーラム
2019年9月20日(金)~23日(月・祝)東京都 スパイラルホール
1回券(税込):一般 1500円 / 学生 800円 / イメージフォーラム会員 1100円
フリーパス(税込):一般 1万円 / 学生 5000円

愛知会場

2019年11月8日(金)~10日(日)愛知県 愛知芸術文化センター アートスペースA、EF
1回券(税込):一般 1200円 / 学生 800円 / イメージフォーラム会員 1000円
フリーパス(税込):一般 6000円 / 学生 4000円

※チケットはシアター・イメージフォーラムのオンラインチケット購入サイト、または劇場窓口にて販売中。
※フリーパスは劇場窓口でのみ座席指定可能、オンラインでは予約不可
※スパイラルホールは自由席・整理番号制

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