ミゲル・ゴメスの新作「グランドツアー」は日本も舞台、大阪の道頓堀やうどん屋を捉える

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「熱波」で知られるポルトガルのミゲル・ゴメスによる映画「グランドツアー」の本編映像の一部が解禁。日本での撮影の様子を収めたオフショット4点も到着した。

「グランドツアー」オフショット。大阪・北新地のうどん屋、つるつる庵の前に佇む監督のミゲル・ゴメス

「グランドツアー」オフショット。大阪・北新地のうどん屋、つるつる庵の前に佇む監督のミゲル・ゴメス

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本作は1918年のビルマを起点に、逃げる男と追う女がアジアを巡る旅路を描いた幻想譚。サマセット・モームの小説「パーラーの紳士」に着想を得たゴメスが自ら脚本を執筆し、ミャンマー、シンガポール、タイ、ベトナム、フィリピン、日本、中国の7カ国でロケが行われた。

「グランドツアー」より、ゴンサロ・ワディントン演じる大英帝国の公務員エドワード

「グランドツアー」より、ゴンサロ・ワディントン演じる大英帝国の公務員エドワード [拡大]

「グランドツアー」では現代の大阪・道頓堀が舞台となった

「グランドツアー」では現代の大阪・道頓堀が舞台となった [拡大]

婚約者のモリーから逃れるように、アジア各国をめぐる大英帝国の公務員エドワード。YouTubeで公開された映像では、現代の大阪・道頓堀を背景に、エドワードの動向が語られる。やがて風景は日本人がうどんをすする大阪・北新地のつるつる庵、虚無僧たちが尺八を吹きながら歩く京都の町へと移り変わっていく。

映画のスタッフたちが乗船した大阪・道頓堀のクルーズ

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日本での撮影は1週間ほどをかけて行われ、京都と大阪から始まり、神戸、長野、岐阜、富山で実施。オフショットには、道頓堀のクルーズに乗船するスタッフたち、つるつる庵の前でワイングラス片手に佇むゴメスの姿が。このほか京都・鴨川や岐阜・白川郷での撮影時の写真も到着している。

京都・鴨川での撮影時の様子。左から撮影監督のサヨムプー・ムックディプローム、監督のミゲル・ゴメス

京都・鴨川での撮影時の様子。左から撮影監督のサヨムプー・ムックディプローム、監督のミゲル・ゴメス [拡大]

「グランドツアー」の撮影は岐阜・白川郷でも行われた

「グランドツアー」の撮影は岐阜・白川郷でも行われた [拡大]

第77回カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した「グランドツアー」は、10月10日より東京・TOHOシネマズ シャンテ、Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下ほか全国で公開。なお「コンプリシティ/優しい共犯」「大いなる不在」の監督・近浦啓がプロデューサーとして参加しており、彼が撮影時のエピソードをつづったコラムは公式パンフレットに収録される。

映画「グランドツアー」大阪・道頓堀、京都が登場する本編映像

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©2024 – Uma Pedra No Sapato – Vivo film – Shellac Sud – Cinéma Defacto

読者の反応

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佐和山進一郎@シナリオライター @S_Sawayama

ゴメスさんごめんなさい…
左のオフショットが一瞬
#高田純次 さんに見えてしまいました💦
#ミゲルゴメス https://t.co/FAUu5gC6eg

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