映画ナタリー - 最新映画ニュースを日々配信

「きみと、波にのれたら」上海映画祭で最優秀アニメ賞に、片寄涼太「愛してます」

2449

公式上映に登壇した片寄涼太。

公式上映に登壇した片寄涼太。

湯浅政明の「きみと、波にのれたら」が、中国の第22回上海国際映画祭で金爵賞アニメーション最優秀作品賞を受賞。6月23日に開催された同映画祭での公式上映とレッドカーペットイベントに、片寄涼太GENERATIONS from EXILE TRIBE)が参加した。

片寄と川栄李奈がダブル主演を務める本作は、海の事故で命を落としてしまう消防士の青年・港と、サーフィン好きの大学生・ひな子の関係を描いたラブストーリー。港を失い憔悴したひな子が思い出の歌を口ずさんだとき、水の中に彼の姿が現れる。片寄が港、川栄がひな子に声を当て、松本穂香と伊藤健太郎も声優として参加した。

上海で単独ファンイベントなども開催している片寄は、22日の上海到着時も空港に集まったファンから熱烈な歓迎を受けた。もともと2回の実施を予定していた本作の公式上映はチケットが即日完売してしまい、現地ファンのリクエストを受け急遽全5回行われることに。約1000人のファンが集まった上海大光明電影院での舞台挨拶にて片寄は、会場からの“片寄コール”に迎えられる。片寄は流暢な中国語で「皆さん、こんにちは。お元気ですか? 片寄涼太です。本日は上海に来られてとてもうれしいです」と挨拶した。

舞台挨拶にて、港とひな子の歌唱シーンについて片寄が「歌手として歌うのと役として歌うのではまた違うので、難しい部分もありつつ勉強になりました」と話すと、観客から「歌ってくれませんか?」とリクエストが。片寄は急遽GENERATIONSによる主題歌「Brand New Story」のワンフレーズをアカペラで歌唱し、ファンを沸かせる。また客席からの熱烈な声を受け、片寄が中国語で「私も愛してます」と答える場面もあった。

その後上海大劇院で行われたレッドカーペットイベントに、片寄はタキシード姿で登場。初めての海外映画祭でマスコミやファンに対応し「(この熱狂は)すごいですね! カメラの数が半端ないです。めちゃくちゃ写真を求めていただいて、その分作品が注目されているということだと思うので、ありがたいです。これをきっかけに『きみと、波にのれたら』が届くといいなと思います」と興奮気味に語る。

そして同会場で行われた授賞式にて、本作がアニメーション最優秀作品賞にあたる“金爵賞アニメーション最優秀作品賞”に選ばれ、片寄は壇上でトロフィーを受け取った。彼は受賞後に「自分の人生において信じられないような素晴らしい出来事に巡り合うことができました。レッドカーペットを歩かせていただくのも初めてですし、もとをたどれば声優に挑戦させていただくのも初めてだったので、素敵な思い出をいただいて感謝しかないです」と関係者にお礼を述べる。トロフィーを「湯浅監督に早く渡したいですね」と言う片寄は「授賞式では日本から代表して来ている立場だったので、少しでも失礼のないように、丁寧にお礼の気持ちをと思いながら檀上に上がらせていただきました。監督はじめ制作スタッフの皆さまとご一緒させていただいて、主題歌も担当させていただいて、その縁がこうして形になりました。自分というよりスタッフの皆さんがここ上海に連れて来てくださったと思いますし、やっぱり湯浅監督の喜んだお顔を生で見たいですね。うれしいです。日本に帰ったらこれを監督に届けたいなと思います。その時は素敵な乾杯でもできたらいいなと思います」と喜びを噛み締めた。

さらに片寄は、GENERATIONSのメンバーにテレビ電話で受賞を報告したそうで「すごく興奮した様子で、大盛り上がりで喜んでいたので、メンバー孝行になったかなと。うれしいです」と明かす。日本へのメッセージとして「(この映画祭で)追加上映を含む全5回が完売ということで、本当にこの作品が海を越えて、波のように伝わってきています。改めて『きみと、波にのれたら』が日本で1人でも多くの方に伝わったらと思っています」とコメントした。

「きみと、波にのれたら」は全国ロードショー中。

(c)2019「きみと、波にのれたら」製作委員会

映画ナタリーをフォロー