ティモシー・シャラメの魅力は“ぞくっとする目”、ファン限定上映で湯山玲子が語る

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ビューティフル・ボーイ」の限定先行上映会が本日4月4日に東京・ユーロライブで開催され、著述家・湯山玲子とフィガロジャポン副編集長の森田聖美が出席した。

左から湯山玲子、森田聖美。

左から湯山玲子、森田聖美。

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「ビューティフル・ボーイ」ポスタービジュアル

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ドラマ「13の理由」の脚本家ニック・シェフと父親の実話をもとにした本作は、ドラッグ依存症に苦しむ青年ニックと父親デヴィッドの愛と再生の物語。ティモシー・シャラメがニック、スティーヴ・カレルがデヴィッドを演じた。

シャラメのファンのみを招いて行われた本上映。会場には、シャラメとアーミー・ハマーの共演作「君の名前で僕を呼んで」を50回以上鑑賞したというファンをはじめとして、彼に思い入れのある人々が多く集まった。

「ビューティフル・ボーイ」トークイベントの様子。

「ビューティフル・ボーイ」トークイベントの様子。[拡大]

湯山は「派手な人間関係を描きやすいドラッグを題材にしながらも、おとなしい映画。日常にあるドラッグの本当の怖さを、会話劇だけでよくあそこまで描きますよね」と作品の出来栄えを称賛し、シャラメの魅力を「この目! ちょっと三白眼なんだよね。少し虚無感があるというか、ぞくっとする色気がある」と説明する。その言葉を受けて、森田はシャラメを「ファンの執着心をかきたてる俳優」「演技力も完璧にともなった久しぶりの映画のヒーロー」と評しつつ「完璧なわりに自信に満ちあふれていない。演技のときには自分自身を恥じているような繊細さを見せるところが女性の心をつかむのかなと」と自身の考えを述べた。

続いて湯山は「ティミー(シャラメ)は指先まで演技をする人」「自転車が似合う男!」「顔の紅潮感や激昂する感じをよくここまで表現できるなと。かなり勉強したんだろうな」と、スクリーンに映し出された場面写真を見ながら次々とコメントしていく。さらにシャラメの今後の活躍について、森田は「ブラッド・ピットやレオナルド・ディカプリオは、自分の美しさをわざと放棄して演技の幅を広げようとトライした人。ティモシーには、美しさを捨てずに暴力性を表現することにも挑戦してもらえたらうれしい」と期待を寄せる。湯山は「ガチの男女の恋愛ものをどう演じるんだろうねえ。ティルダ・スウィントンと共演してほしい」と話し、「『マイ・ブルーベリー・ナイツ』のときのウォン・カーウァイ(のテイスト)でティミーを見たかった!」と想像を膨らませた。

フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲンがメガホンを取った「ビューティフル・ボーイ」は、4月12日より東京・TOHO シネマズシャンテほか全国でロードショー。

※「ビューティフル・ボーイ」はR15+指定作品

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はなきょん @hanakyoh

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