ゴダールが世界への怒りを表現した「イメージの本」予告公開、蓮實重彦がコメント

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ジャン=リュック・ゴダールの最新作 「イメージの本」の予告編がYouTubeにて公開された。

「イメージの本」ポスタービジュアル

「イメージの本」ポスタービジュアル

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世界に対するゴダールの怒りが絵画・映画・文章・音楽によって表現された本作。予告編には、過去人類がたどってきたアーカイブの断片と、新たに撮り下ろされた子供たちや美しい海辺などの映像が収められた。ナレーションはゴダール本人が担当している。

さらに第71回カンヌ国際映画祭における記者会見でのやりとりも挿入。「これは政治的な映画ですか?」「この作品で原点に戻られた?」「映画は近い将来に失われてしまう?」という質問に対してゴダールは「NO」と答え、「私たちのために映画を作り続ける?」には「YES」と返している。

映画評論家の蓮實重彦は「八十八歳のゴダールが四年がかりで世に問う新たな傑作のこの異様な美しさはどうか」とコメントを寄せた。

「イメージの本」は4月20日より東京・シネスイッチ銀座ほか全国でロードショー。

この記事の画像・動画(全2件)

(c)Casa Azul Films - Ecran Noir Productions – 2018

読者の反応

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Min Onouchi おのうちみん @kaerumin

怒りはわかるけどそれを映画という形で表出しながら「政治的ではない」と言い切っちゃうのが、成功した上位男性の言い分だなと感じちゃうんだよね。まあみてない映画言ってもしょうがないので多分見るけど。>「イメージの本」予告 - 映画ナタリー https://t.co/JZhIww3FXI

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