番組では、大林がひさびさに再会した安藤に対して「僕たちは一生懸命映画を作ってきたけれど、どこかに無力感があって、どんなふうに役立っているのだろうと思っていました。でも、あなたもそうだし、この頃若い人たちの作品を観ていると、映画そのものが持っているフィロソフィがようやく伝わってきたのかなと思うんです」とコメント。黒澤明や小津安二郎らのエピソードを披露しながら、自分に正直な作品を作ることの大切さ、“映画の神髄”を語る。
安藤は「大林作品は回想シーンへの入り方が自然」と述懐。「大林監督の作品のように、私たちは時空を行ったり来たりする生き物だから、さあ色が変わりました、ここから回想です、とするのではなくて、ぱーんと飛んで、またぱーんと帰ってくる手法には、リアリティがありますよね」と話した。
なおナレーターは
シネアスト~人生を変えるワンカット~
BS朝日 2019年3月7日(木)23:00~23:54
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玉置泰紀 エリアLOVE Walker総編集長 @tamatama2
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