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愛知県・佐久島で35匹の猫たちとともに撮影された本作は、とある小さな島で暮らす70歳の元教師・大吉と彼の飼い猫タマの暮らしを描く物語。大吉役の志の輔は「私がじいちゃんです」と挨拶をして会場の空気を温め、「タマは本当に素晴らしいスーパーキャットでございます。監督の言うことを一番よくわかっているのはタマなんじゃないかというくらい理解が早くて、落ち着いた猫です!」と共演猫のベーコンを大いにたたえる。
本作で映画初主演を飾った志の輔は「私にできる仕事じゃないと、お断りしました」とオファーが舞い込んできたときの心境を振り返りつつ、「それで電話をかけたときに、ほんのわずかな出来心で『1カットか2カットは出してもらえませんか』と妙なお願いをしたんです。そうしたら島に来ませんかと言われて、気付いたら撮り終えていました」とまくしたてる。その言葉に岩合が「断られたのがショックで何回も挑戦したんです。師匠に出ていただけなかったらこの映画は作るのやめますとも言いました」と続けると、志の輔は「ええっ!と驚きながら、心の中ではやめたらいいじゃんと思って(笑)」と冗談っぽく笑った。
志の輔と岩合のやり取りをすぐそばで見ていた柴咲は「2人は素晴らしい相性なんです」と彼らを評したあと、「岩合さんは猫をかわいらしく素直に切り取るのが本当に上手。猫しか見てないんじゃないかという場面もあったので、『俳優のお芝居も見てください』と言ったらハッとした顔をされていました(笑)」と撮影時のエピソードを披露する。地元の料理や酒を満喫したという小林は「宿泊先では新鮮な料理をまかないと称して出していただいたり、上等なお酒を差し入れていただいたり。師匠(志の輔)と毎晩飲んでました」とうれしそうに話し、志の輔から「小林さんには出費をさせてすみませんでした。ずっとこれが続けばいいのにと思ってました」と冗談交じりに謝罪されていた。
「ねことじいちゃん」は2月22日より全国ロードショー。
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タマはスーパーキャット!立川志の輔が「ねことじいちゃん」共演猫をべた褒め(写真16枚) - 映画ナタリー https://t.co/e3vIH1SAGo