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魔夜峰央の同名マンガを実写化した本作は、埼玉県民などが迫害を受ける架空の世界を舞台とするコメディ。二階堂が東京の男子高校生・壇ノ浦百美、GACKTがアメリカ帰りの転校生・麻実麗を演じる。登壇したGACKTが「こんばんはー!」と大声で挨拶すると、観客も「こんばんはー!」と叫ぶ。その様子を見ていたブラザートムはそわそわしながら「僕もGACKTみたいなのやっていい?」と言い、「こんばんはー!」と挨拶。観客が「こんばんはー!」と叫び返すもブラザートムは「うるさい!」と怒ってみせ、登壇者たちを笑わせる。千葉解放戦線のリーダー阿久津翔を演じた伊勢谷は「最後まで観ていただければ埼玉の人は浮かばれるかもしれませんが、千葉ももうちょっとがんばりたかった。次回は『泳いで千葉』でお願いします!」と続編に期待を寄せていた。
個性豊かなキャラクターが集う本作。二階堂は「違う星の代表が地球に集まったような現場でした。撮影中は自分が一番まともだなと思ったので、ちゃんとしなきゃなと思ってやってました」と冗談を交えながら語る。GACKTは「京本さんとお会いするのは今回が初めてで、楽しみにしてたんです。京本さんのメイクさんとは昔から知り合いでお話はずっと聞いてたので。楽屋に挨拶に伺ったら、京本さんが『やっと会えたねー!』と言ってくださったあと、『だってさー、同じジャンルじゃーん!』って言うんです。僕思わず、同じですか!?って言っちゃいました」と告白。会場が笑いに包まれる中、GACKTは「京本ワールドヤバいんですよ」と畳みかけ、京本が、自身の長ゼリフが不自然に途切れた瞬間を「間だ」と言い張ったエピソードを披露して笑いを重ねた。
ともに埼玉県出身の島崎と益若は「やっと今日初めて埼玉県出身と自信を持って言える」とうなずき合う。今まで埼玉県出身という点に恥ずかしさを覚えていたという島崎は「ちょっとは誇れるものができたと思います。今までさいたまスーパーアリーナしかなかったので」と苦笑い。益若は「すごく愛のあるディスがありました。今日は楽しい気持ちになって帰っていただけると思います」とほほえむ。魔夜のマンガを原作とする舞台「パタリロ!」で主役を務めた加藤は、東京都民に虐げられる埼玉県民という役柄をなぞり、顔に土で汚れたようなメイクを施して登壇。「『パタリロ!』をやってたときは埼玉県民を虐げるセリフがあったんですよ。今回は逆にこっち側になるんだ!と思いました。でも原作も好きだったので、リアル百美さんに名言を直接いただけたのは快感でございました」と述べる。
続けて、二階堂は観客に向けて「最後までご覧いただいて、この作品を通じて地元を愛する心を増やしていっていただけたらうれしいです」とコメント。GACKTは「くだらない、なんだこれはと思ったときには、声を出して大いに笑ってください。『今世紀最大の茶番劇』というコピーが一番ハマると思うぐらい、この茶番劇を最初から最後まで熱を持って真面目にやっていました」と語る。最後に登壇者たちは“サイタマポーズ”でマスコミの写真撮影に応じ、大歓声の中で会場をあとにした。
「翔んで埼玉」は2月22日よりロードショー。
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