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魔夜峰央の同名マンガを実写化した本作は、埼玉県民などが迫害を受ける架空の世界を舞台とするコメディ。二階堂は東京の男子高校生・壇ノ浦百美に扮し、トムは熊谷市に住む菅原一家の父・好海を演じた。武内は同県知事の上田清司に向き直り「埼玉をディスるような映画を作ってしまい誠に申し訳ありません」と深々と頭を下げ「決して埼玉をディスることを目的とするものではなく、最終的には郷土愛をテーマにしたもの。埼玉県民の熱い郷土愛と生き方を観ていただきたい」とアピールした。
同県出身のブラザートムは「ボヘミアン・ラプソディ」のヒットに触れながら「クイーンを超えてキングになるのは『翔んで埼玉』しかありません。埼玉の方はぜひとも東京の映画館で、東京の方がどういうところで笑うのか観ていただきたい。東京の方は、ディスるなら埼玉の劇場で土地の空気を感じながら観ていただきたいです」とコメント。二階堂は「監督もお話していたように、最終的には郷土愛やアイデンティティを感じられる映画になっていると思います。最初の20、30分は埼玉の方にとってつらいシーンがあると思いますが、最後には壮大なエンタテインメントになっています」と見どころを語った。
上田は県民を代表し「埼玉は強いんです。少しぐらい冷やかされても『あ、そう?』っていう感じでゆるやかに受け流せる。埼玉の皆さんはおおらかで優しいので」と余裕を見せる。続けて、本作に対して「抗議をしろ」という旨のメールが届いたことがあると明かすも「悪名は無名に勝る。話題になること自体は悪くありません。聞けば、最終的には埼玉をほめる内容だということなので、楽しみにしています」とほほえむ。最後には草加せんべいや地元の菓子を詰めたバスケットと県のマスコット・コバトンのぬいぐるみを二階堂に渡し、県の魅力をアピールした。
「翔んで埼玉」は2月22日よりロードショー。
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