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本作は、8人の女たちの日常を料理とセックスを通して描く群像劇。2002年に放送されたドラマ「黒い十人の女」以来の共演となる鈴木について小泉は「本当にほんわりと面白い方なんですよ。今回、小学校からのお友達という間柄だったんですけど、何も考えずにそういう気分になれました」と思い返す。小泉と共演できることが出演の決め手だったと語る沢尻は「本当に素敵すぎちゃって、現場がこんなに楽しいことはなかったです。みんなでおしゃべりしたりとか女子会のテンションで、ありがたかったです!」と興奮気味にコメント。前田も「私もキョンさんにお会いしたくて。ずっと目で追っちゃう方なんですよね。撮影してないときも何してるのかなって探しちゃったり。ファンですね」と笑う。
イベントでは参加者から事前に募った質問に登壇者が答えるコーナーが設けられた。「この夏、自分の中でヒットした食べ物は?」という質問では、夏バテ中という沢尻が「辛いもので元気になりました。暑いのにあえて火鍋とか食べるの大好きです」と語る。隣の前田がうなずきながら「同感です。火鍋大好き」と同意すると、沢尻は「ね、ヤバいよね。わかるわかる」とほほえんだ。鈴木が「お気に入りのカレー屋さんがあって。10辛まで選べるんですけど、今年とうとう7辛までいきまして。どこまでいけるのか楽しみになってきました」と明かすと、観客から悲鳴のような声が上がった。
広瀬は「心を元気にしたいときに食べる物や、していることは?」と問われると「肉ですね」と即答。続けて「あと、大声出すと本当にスッキリするんですよね。先日もやってしまったんですけど、1人で10時間ぐらいカラオケに……暇すぎて……」と小さくなりながら回答。沢尻が「誘って! 行こ行こ」と語りかけると、広瀬は「いいんですか?」と目を輝かせていた。「元カレと友人が結婚することになった。祝福したい気持ちとやるせない気持ちで悩んでいます」という相談にフォックスは「昔、私にも似た経験があって、そのとき泣いてばかりいたんです。でも母が『シャーロット、海にはたくさんの魚がいるということを覚えていて。もちろん今は悲しいと思うけど、何週間、何カ月、何年かあとには今ほど悲しくなくなるわ』と言ってくれました」と答える。
「どうしたら皆さんのような素敵な女性になれますか?」という質問も。小泉は「私も誰かに聞きたいくらい」と苦笑しつつも「引っ込み思案になって何もないよりは、間違えても何かあったほうがいい。『やっちまったな』と思うようなことから人は成長すると思います」と述べる。鈴木は「今日子さんがおっしゃったように、尻込みするのは情けないですから、とりあえず目の前にあるものに一生懸命トライする気持ちを忘れないようにすればいいんじゃないでしょうか。私もそうしていきたいです」と笑顔に。筒井は「私が人生で一番多く口にする言葉は『ま、いいか』なんです。ま、いいかと思えばなんとかなるし。悪いお天気があるからこそ、『天気がいいな』と思うので、たくさんいろんなことをしてみたらいいのでは」と観客にアドバイスを送る。オブザーバーとして女性陣の様子を見守っていた生野は「生々しい質問に生々しい答えで……恐れ入りました」と苦笑していた。
「食べる女」は、9月21日よりロードショー。
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「食べる女」小泉今日子と鈴木京香が“素敵な女性になるコツ”明かす(写真15枚) - 映画ナタリー https://t.co/eniqLF0Ab0