ポランスキー「告白小説、その結末」2人だけの誕生日パーティ収めた本編映像

ロマン・ポランスキーの監督最新作「告白小説、その結末」より、本編映像の一部が公開された。

本作は、フランスの作家デルフィーヌ・ド・ヴィガンの小説「デルフィーヌの友情」をもとにポランスキーとオリヴィエ・アサイヤスが共同で脚本を手がけたミステリー。スランプに陥ったベストセラー作家のデルフィーヌと、彼女の熱狂的なファンだと称する女性エルの危うい関係が描かれる。

YouTubeにて解禁された映像では、ポランスキーの妻エマニュエル・セニエ扮するデルフィーヌがエヴァ・グリーン演じるエルの誕生日パーティに招かれた場面が切り取られている。セニエの相手役として、面識のなかったグリーンの存在がすぐに思い浮かんだというポランスキーは「映画を観れば、その理由がわかるよ」とコメント。グリーンはエル役のオファーを受けたときのことを「光栄だった。伝説的な映画監督でしょ。脚本を読まなくても思い切って飛び込むわね」と振り返った。

なお、本作の公開と原作小説の刊行を記念して、6月22日に東京・MARUZEN＆ジュンク堂書店渋谷店にて、英米文学翻訳家、幻想文学研究家の風間賢二と美術・映画評論家、ライターの滝本誠によるトークイベントを開催。詳しくは公式サイトで確認を。

「告白小説、その結末」は6月23日から東京・ヒューマントラストシネマ有楽町、YEBISU GARDEN CINEMAほかにて公開。

対談 風間賢二×滝本誠「事実は小説より奇なり」!?

2018年6月22日（金）東京都 MARUZEN＆ジュンク堂書店渋谷店 7階イベントスペース
開場 18:30 / 開演19:00
料金：1000円
定員：40名
予約：7階カウンターもしくは電話での予約必須