「アマゾンズに天下を獲らせてください!」谷口賢志叫ぶ、イベントに赤楚衛二も登場

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「『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』スペシャルイベント A to Z AMAZONZ」が、5月3日に東京・グランドプリンスホテル新高輪にて開催された。

左から谷口賢志、藤田富。

左から谷口賢志、藤田富。

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左から仮面ライダーアマゾンオメガ、仮面ライダーアマゾンアルファ。

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5円玉のネックレスをつけた小林亮太(左)。

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撮影の様子を再現するため、傘になりきる勝也(中央)。

撮影の様子を再現するため、傘になりきる勝也(中央)。[拡大]

仮面ライダーアマゾンオメガ、アルファ、ネオ、ネオアルファが登場するショーのあとに、まずは志藤真役の俊藤光利、マモル / モグラアマゾン役の小林亮太、高井望役の宮原華音、三崎一也役の勝也、福田耕太役の田邊和也が登場し“駆除班同窓会”のコーナーがスタートする。シーズン2ではマモルが敵に回ったことから、小林亮太が他キャストから「敵だけどかわいいから許す!」と言われたり、劇中に登場する5円玉のネックレスを俊藤が小林亮太に手渡す一幕もあった。

左から東亜優、谷口賢志、藤田富、武田玲奈。

左から東亜優、谷口賢志、藤田富、武田玲奈。[拡大]

そこへ「皆さん、主役とヒロインの登場です!」と叫ぶ鷹山仁 / 仮面ライダーアマゾンアルファ役の谷口賢志とともに水澤悠 / 仮面ライダーアマゾンオメガ役の藤田富、水澤美月役の武田玲奈、泉七羽役の東亜優も登場。谷口は、出演が決まる前に監督・石田秀範らに呼ばれたときのことを「酒を飲みすぎて3時間遅刻しまして。でも役がアル中でヒモで人殺しだって聞いて、まあ僕ですね、と(笑)」と振り返りつつ「例えば悲しいときに笑うように、全部“逆”をやろうと思った。悠っていう純粋なヒーローが目立つように」と役作りを語った。キャスト同士は演じるにあたり特に話し合いをしていないそうで、谷口は「みんな、いつ自分の役が死ぬかわからない。台本をもらってまず自分が生きているか確認するような現場だった」と告白。そんな中で勝也は「勝也さんが最後まで生きてるのにびっくりした!」「やられたと思ったら腕だけかよ!」と共演陣にいじられていた。

「俺は最後まで生きるよ」というセリフを放つ前嶋曜。

「俺は最後まで生きるよ」というセリフを放つ前嶋曜。[拡大]

「千翼ー!! 逃げろー!!」と叫ぶ赤楚衛二。

「千翼ー!! 逃げろー!!」と叫ぶ赤楚衛二。[拡大]

続いて、シーズン2のキャストも登場。千翼 / 仮面ライダーアマゾンネオ役の前嶋曜、イユ / カラスアマゾン役の白本彩奈に続き、黒崎武役の三浦孝太は「イーユー……」「撤収ー……」と、札森一郎役の籾木芳仁は「黒崎さん、ふざけすぎでーす」とセリフを放ちながらステージに上がる。さらに長瀬裕樹役の赤楚衛二が、現在出演中である「仮面ライダービルド」の撮影が延期となったためサプライズで駆け付けた。「千翼ー!! 逃げろー!!」と叫び、久々に長瀬としてファンの前に現れた赤楚に、客席から大歓声が上がった。本作で初めての演技に挑んだ前嶋は「19年間生きていて、一番充実していて、そして病んだ4カ月でした。毎日自分と闘っていました」と撮影を振り返る。現場で悩み込む彼を励まそうとしたという白本が「でも『ちょっとごめん、うるさい』って言われた!(笑)」と暴露すると、前嶋はステージ上で謝罪。谷口は「病むのもわかる。だってこんなオッサン(仁)が毎日『殺す、殺す』って言いながら追いかけてくるんですよ?」とジョークを飛ばす。また赤楚が「ホームに帰ってきたなって感じ」とコメントすると、最後に1人ステージに残った谷口が「首を締めるシーンで赤楚が『本気でやってください!』ってわざわざ言いに来たんです。彼が今立派に活躍しているのを見るとうれしいし、やっぱり早いうちに殺しておけばよかったなと………」と笑いを誘った。

粛々と酒の用意をする俊藤光利(右)。

粛々と酒の用意をする俊藤光利(右)。[拡大]

ここからは谷口と俊藤、そして御堂英之助 / 仮面ライダーアマゾンネオアルファ役の姜暢雄による“大人の晩餐会 ぶっちゃけトーク”のコーナーへ。「忍風戦隊ハリケンジャー」への出演経験もある姜は「戦隊のいいところは絆で、ライダーのいいところは孤独との戦いであること。戦隊のときは5人いるから、塩谷瞬とかに甘えてたな……」と、「救急戦隊ゴーゴーファイブ」へ出演していた谷口は「目立ちたいから、戦隊は5人いるのが嫌だった。ブルーだと絶対にレッドに勝てないんだよ! だからもう、気持ちいい、アマゾンズ!」と赤裸々に語る。そしてプロデューサーの白倉伸一郎、脚本家の高橋悠也と小林靖子も合流し酒を注いで乾杯。劇場版にて、これまでの脚本を手がけていた小林からシリーズを引き継いだ高橋は「石田監督に言われた『アマゾンズの(キャストの)みんなは、芝居をしたがる。だから芝居ができる脚本を書いてくれ』という言葉の重みがすごくて、しばらく筆が進まなかった」と裏話を披露した。

左から東亜優、谷口賢志。

左から東亜優、谷口賢志。[拡大]

終盤には選んだアルファベットに応じて引き当てた質問に答える“A to Z AMAZONZ”企画にて、藤田から赤楚へ急遽「『ビルド』で万丈龍我役をやることになったとき、どんな気持ちだったの?」という質問が。赤楚は「やった、ニチアサで変身できるぞ!って思ったんですけど……田崎竜太監督に言われたのが『あなたは変身しません』で(笑)。1クールずっと生身で戦いました」と照れながら答えた。

小林太郎

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最後に歴代の主題歌を担当してきた小林太郎が、「Armour Zone」や「DIE SET DOWN」をパフォーマンスする。締めくくりの挨拶では、東が「アマゾンズを通して私を知ってくださった方々、本当にありがとうございます。出会えてよかった」と涙をこぼしてしまう場面も。「アマゾンズ、ここで終わっていいんでしょうか?」と煽った田邉や勝也に対し、谷口は「絶対最後だという覚悟を持って劇場版に望みました。映画に出ていない息子(千翼)やイユのぶんも背負って、鷹山仁として本気で生きました」と断言する。さらに谷口は「皆さんとこの映画を通して、時代を作りたいって心から思ってます。アマゾンズに天下を獲らせてください! マジで、みんなで伝説を作りましょう。ハッシュタグは『#伝説のヒモと時代を作る』!!」とファンへアピール。そして藤田が「今までのすべてを懸けてこの映画に臨みました。今、小さな炎ですが、メラメラと燃え始めています。あとは皆さんの声援という燃料を投下していただいて、大きな火を、灯りをともしていただきたいです」と語りかけ、イベントは終了した。

「『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』スペシャルイベント A to Z AMAZONZ」の様子。

「『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』スペシャルイベント A to Z AMAZONZ」の様子。[拡大]

「仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判」は、5月19日に公開。またドラマ版を再編集した「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season1 覚醒」が5月5日、「劇場版 仮面ライダーアマゾンズ Season2 輪廻」が5月12日よりロードショーとなる。

※田崎竜太の崎は立つ崎(たつさき)が正式表記

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(c)2018劇場版「仮面ライダーアマゾンズ」製作委員会 (c)石森プロ・東映

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田崎竜太 @tasaki4158

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