本日4月28日、「
司会者に一番ときめいたシーンを尋ねられた桜井は「光希と遊が2人でシチューを食べるシーン。お互いそんなに打ち解けてない中で意識しているのが視線でわかってキュンキュンする」と答え、「光希に『マスタードガールだな』と言う遊がマスタードのCMみたいに見えた」と話すと客席から笑いが起こる。
吉沢は「いっぱいあるんですが、この映画は幸せな生活感みたいなところと切ないところが魅力だなと思うんです」と述べ、「光希と遊が京都で歩きながらやり取りするシーンの会話で、光希が『だって……』というところは一気に心臓持っていかれる感じでギュンギュンでした。キュン超えました、ギュンです」と独自の言葉でときめきを表現。その言葉を聞いた桜井は「私もギョンギョンしてました。ギュンよりも上です!」とさらなるときめきを伝え、客席を盛り上げた。
シチューのシーンに同意した佐藤は「この映画に欠かせないのは食卓のシーンだと思っていて。だからこそ家族の愛だったり恋に感情移入できる」と語り、廣木は「ラストの両親Sと2人が対峙するシーンはカメラ3台で撮りました。映画的な緊張感のある空間になっていてキュンとします」と監督らしいときめきを述べた。
今作で初主演を飾った桜井は「勉強することばかりでした。主演としての立ち居振る舞いはできずに自分のことで手一杯だったんですが、吉沢さんが気遣いの部分とかも全部やってくださった気がします」と述懐し、「自分の中で余裕がある人って強いなと思いました。精神的な面でもお芝居の面でも引っ張ってくださったので、本当に頼りになりました。ありがとうございます。廣木さん、両親Sの皆さんとご一緒できたことも女優業の中で糧になるだろうと思いました」と感謝を伝える。
ここでサプライズとして原作者の吉住が描いたイラスト付きメッセージが、桜井と吉沢それぞれの手に渡された。2人は「すごい……!」と大感激。「日奈子ちゃんの光希が大好きです。ほんとうに可愛かった! どうもありがとう!」というメッセージが司会者により読み上げられると、桜井は「お話をいただいたときから私でよかったんだろうかとずっと思ってたんですが、この言葉で許された気持ちになりました。ありがとうございます」と感慨深げな様子を見せる。「遊になってくれてありがとう! 演技とても素敵でした」というメッセージに対し、吉沢は「伝説的な大人気少女コミックでいろんな意見があると思うんですけど、原作者の方が言ってくださるのはうれしいですね」とコメントした。
さらなるサプライズとして、実母からの手紙が届いていると告げられた桜井は「え! 嘘だ……ちょっと本当に!?」と慌てる。「“恋は甘いだけじゃない”ですが、人生もまた甘くはありません。この先迷ったり、遠回りすることもあるでしょうが、経験全てが財産だと思って、あなたが主役の人生を精一杯輝いて歩んでくださいね。いつも心はそばに……応援しています」という母の言葉を聞いた桜井の目には涙が。そこへ吉沢が白いハンカチをすっと差し出すと客席からは歓声が上がる。桜井は「ずるいですね、これは……。サプライズってすごいですね、泣いちゃいました」とはにかみ、「いろんな奇跡がつながってここに立てていると毎回思うので、応援してくださってる皆さまに恩返しができるよう表現していきたい」と抱負を述べた。そして桜井は吉沢に「ごめんなさい。ハンカチは洗って返します」とにこやかに伝え、終始和やかな雰囲気のまま舞台挨拶は終了した。
「ママレード・ボーイ」は、現在全国で公開中。
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