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フッテージ映像の上映後にステージへ上がったホランドは、「こんにちは!」と日本語で挨拶。まだ完成版を観ていないそうで「フッテージ、信じられないくらいすごかったですよね。全編早く観たいですね!」と観客に語りかける。「念願叶って初来日。こんなに来るのが遅くなってしまったのが信じられないです」と心境を明かしたルッソ。続けて「これはかなり特ダネになるんですが……」と意味深に切り出し、「もちろん皆さんにはこれから公開される『インフィニティ・ウォー』を楽しみにしていただきたいんですが、そのあとに控える『アベンジャーズ』第4弾(2019年5月3日全米公開予定)では日本がかなりフィーチャーされることになります! 期待してください」と発表してファンをどよめかせる。あまりの重大発言に、ホランドは「僕には(発表する)許可が下りてませんけど、監督はいいんです!」と付け加えた。
アイアンマンと師弟のような関係にあるスパイダーマン。アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.は、自身にとって父親と兄のどちらに近いか聞かれたホランドは「彼の希望としてはお兄さんでしょうね」と回答。実際には30歳以上歳が離れていることから、ルッソが「おじいちゃん……?」とからかうと、ホランドは「シー!」と人差し指を唇に当てて注意する。
また尊敬するヒーローを聞かれたホランドは、「スパイダーマンだよ」と即答して拍手を起こし、「彼のすごいところは、自分がスパイダーマンであることを秘密にしているところ。僕があんなスーパーパワーを手に入れたら、すぐInstagramで発表しちゃうよ」とニヤリと笑う。同じ質問にルッソは「僕と弟のジョー・ルッソがマーベル・シネマティック・ユニバースに足を踏み入れたのは『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』を監督したことがきっかけ。そして次に『シビル・ウォー』を撮ったし、これまでキャプテン・アメリカの目線で物語を見てきたので、思い入れが強いんだ」と答えた。
ファンから「監督にとってトムはどういう存在ですか?」という質問が挙がると、ルッソが「褒めちぎると照れてしまうと思う」と言い、ホランドは大げさに耳をふさぐ。そしてルッソは「新たなスパイダーマン役を選ぶのは本当に難航して、何度も何度もオーディションをしたよ。トムの俳優としての素晴らしさは映画を観てもらえばわかるけど、まずは身体的能力が非常に高い。忘れられないのが、オーディションの台本に『スパイダーマンがバック宙して部屋に入ってくる』と書いてあったとき、彼が『できるんだけど、実際にやってもいいかな?』と聞いてきたんだ。僕は『やってもいいけど、事故があったら責任が取れないので自己責任で』と答えたよ」と説明。その間もホランドは「なぜあんなに何度もオーディションを受けさせたんですか!? あんなにストレスだったのに!」「アトランタでのロバートとのスクリーンテストを覚えてる? 当時の僕はあの髪型がカッコいいと思っていたんだけど、あとで見返したら何を考えていたんだろうって思ったよ。モップみたいなヘアスタイルだった」などと照れ隠ししていた。
イベント終盤には、ファルコン役の日本語吹替を担当する
ここでイベントは終了するはずが、ファンへの感謝が伝えきれなかったのか、ホランドは自らもう一度マイクを握る。「マーベルを代表して、もう一度お礼を言います。世界中を回ってきて、皆さんの熱い思いに感謝しています。またお会いしましょう!」とファンに語りかけ、大喝采を浴びた。
「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」は、4月27日より全国でロードショー。
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