トム・ホランド来日「スパイダーマンとしての人生がもっと続けばいいな」

「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」の公開にあたり来日したスパイダーマン / ピーター・パーカー役のトム・ホランドが、囲み取材に応じた。

まだ完成版を観ていないというホランドは「監督の（アンソニー＆ジョー・）ルッソ兄弟が、スパイダーマンとスター・ロードの関係性をどう持っていったかがすごく楽しみだよ。僕はクリス・プラットの大ファンなんだ」と期待を語る。スター・ロード役のプラットとは、彼がロンドンを訪れた際、飲みに行ったほどの仲だそうで「仕事のことも、プライベートなことも話したよ。これだけクレイジーで巨大なユニバースに参加できる喜びに関してや、人生について、世界中を旅することについても。クリスはとっても素晴らしくて、一緒にいて楽しいので、また一緒に飲みに行きたいな」と笑顔を見せた。

ホランドは、プラットに加えアイアンマン役のロバート・ダウニー・Jr.の名も挙げ「あの2人と仕事をしているときは、自分自身の感覚を研ぎ澄ましていなければいけない。彼らはウィットに富んでいて、即興がすごいんだ。2人が同じ現場にいるとき、僕はロジャー・フェデラーとノバク・ジョコビッチのテニスの試合を、ボールボーイとして見守っているような感覚なんだ。一流のプレイヤーが繰り出すアドリブを目の当たりにして、おかしすぎて笑わないようにするのが大変だったよ」と語る。

先日PRのためにベネディクト・カンバーバッチやトム・ヒドルストンとともに韓国を訪れたホランドへ、日本には“英国俳優”のファンが多いと伝えると「すごい！ アメージングだ！」と感激した様子。「僕は世界を自由に行き来して仕事をしたいので、あまり国籍や国境にはこだわらないんだ。とはいえ愛国心も強いので、英国人であることを誇りに思っているよ」とコメントした。

「シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ」に始まり、スパイダーマンを演じるのは本作で3度目となったホランド。“スパイダーマン役俳優”としての人生に関して聞くと、「自分には何の変化もないと思っている。友人も家族も僕の扱いは変わらないしね。街を歩くと気付かれるので、行きづらくなった場所もあったりするけど、あるとしてもいい変化ばかり。可能であれば、もっとスパイダーマンとしての人生が続いてくれればいいなと思っているよ。こんな素晴らしい機会を与えてもらっているのも、ファンがいてくれるからこそ。これからも応援してほしいな」とメッセージを寄せた。

「アベンジャーズ／インフィニティ・ウォー」は4月27日より全国ロードショー。

※動画は現在非公開です。