前科持ちの天才学者が大暴れ、イタリア発風刺コメディ「いつだってやめられる」公開

「イタリア映画祭2017」で上映された「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」が、5月26日に公開決定。あわせて予告編がYouTubeにて公開された。

本作はユーロ危機により大学を解雇されたローマの天才研究者たちが、その頭脳を用いて社会を欺き鬱屈した日常を吹き飛ばす風刺コメディ。合法ドラッグを製造し逮捕された神経生物学者ピエトロは、犯罪歴の抹消と引き換えに獄中で警察と取引をする。予告編にはピエトロのかつての仲間で、解剖学、考古学といった分野を専門とする前科持ちの研究者たちが、ドラッグの蔓延を防ぐ任務をこなしていく姿が収録された。「おとなの事情」のエドアルド・レオ、「夜よ、こんにちは」のルイジ・ロ・カーショらがキャストに名を連ねている。

シドニー・シビリアが監督を務めた「いつだってやめられる 10人の怒れる教授たち」は、東京のBunkamura ル・シネマほか全国でロードショー。なお本作の前日譚となる「いつだってやめられる 7人の危ない教授たち」は、6月23日より東京・ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで開催される特集「Viva! イタリア Vol.4」で上映される。