クリント・イーストウッド、最新作でテロ事件の当事者を起用した理由語る

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15時17分、パリ行き」の場面写真と、監督を務めたクリント・イーストウッドのコメントが到着した。

「15時17分、パリ行き」

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「15時17分、パリ行き」メイキングカット

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「15時17分、パリ行き」

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本作は2015年8月にオランダ・アムステルダムからフランス・パリへ向かう特急列車タリスで起きた事件を題材とする物語。乗客の殺傷をたくらむイスラム過激派の男に立ち向かったアメリカ人旅行者、スペンサー・ストーンアレク・スカラトスアンソニー・サドラーを本人が演じた。場面写真には、アムステルダムで羽目を外した3人が次の目的地をパリに決めるシーン、そして子役が演じた少年時代の3人の姿が切り取られている。

クリント・イーストウッド

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イーストウッドは事件の当事者本人をキャストに起用した経緯を「ある日『君たち、自分自身を演じることができると思うかね?』と彼らに問いかけてみた。3人は不安そうだったが、演技は知性的な芸術ではなく感情的な芸術だと私は考えている」と説明。そして「うまくいくかどうかはわからなかったよ。ただ、この3人と一緒に歩みたいと感じただけだ」と続ける。

この決断をきっかけに、本作には3人以外の実在の人物もキャストとして参加することになった。イーストウッドは「誰もがあのときに戻り、映画に協力してくれた。なぜなら、あの事件は彼らにとっても大きな出来事だったから。大惨事に立ち向かい協力し合ったのは、ほかならない彼ら自身だったのだからね」と述べている。

「15時17分、パリ行き」は3月1日より東京・丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にてロードショー。

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(c)2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT INC.

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