是枝裕和の新作でリリー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林が“家族”に、6月公開予定

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是枝裕和の新作にリリー・フランキー安藤サクラ松岡茉優樹木希林が出演する。2017年12月15日にクランクインし、現在撮影中だ。

上段左からリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林。下段左から城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和。

上段左からリリー・フランキー、安藤サクラ、松岡茉優、樹木希林。下段左から城桧吏、佐々木みゆ、是枝裕和。

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「誰も知らない」「そして父になる」「海街diary」など、さまざまな家族を題材に作品を生み出してきた是枝。タイトル未定の新作では、一見どこにでもいそうだが、犯罪で生計を立てながらひっそりと暮らす家族の物語を描く。

東京の下町に暮らす一家を日雇い仕事で養う父・柴田治を演じるのは、是枝作品に4度目の参加となるリリー。その妻・信代役は是枝組初参加の安藤が務める。また祖母・初枝役に樹木、信代の妹で風俗バイトをしている亜紀役に松岡がキャスティングされた。さらにオーディションで選ばれた2人の子役も出演。治とともに万引きに精を出す息子・祥太に城桧吏、体中傷だらけで団地の廊下にいたところを治が連れ帰るゆりに佐々木みゆが扮する。

是枝は制作に至ったきっかけを「死亡通知を出さずに親の年金を不正に貰い続けていた家族が逮捕された事件に触れたことでした。他人から見たら嘘でしかない『死んだと思いたくなかった』と言う家族の言い訳を聞いて、その言葉の背景を想像してみたくなりました」と説明。「血のつながりについて、社会について、正しさについて、10年くらい自分なりに考えて来たことを全部この作品に込めようと、そんな覚悟で臨んでいます」と語った。

またリリーは「今回も子役は台本をもらっていないので、僕は台本を頂きましたけど、子役のような気分でみずみずしくやりたいですね」、安藤は「とても個人的且つ感覚的なことですが、いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとても嬉しく思っています」、松岡は「あの本を読んだ、あの映画を見た。産まれて、育ててもらって、生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした」と心境を述べている。樹木は「是枝作品の中に居るのは これで おしまい ちょいと ブラブラしすぎる 台本は読みちがえるわ 口は出すわ 悪口は言うわ 都合悪けりゃボケたふりするわ 困ったもんだ」とつづった。

本作は1月いっぱいで撮影を終え、6月より東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開予定だ。

是枝裕和 コメント

きっかけは、死亡通知を出さずに親の年金を不正に貰い続けていた家族が逮捕された事件に触れたことでした。他人から見たら嘘でしかない「死んだと思いたくなかった」と言う家族の言い訳を聞いて、その言葉の背景を想像してみたくなりました。
血のつながりについて、社会について、正しさについて、10年くらい自分なりに考えて来たことを全部この作品に込めようと、そんな覚悟で臨んでいます。とはいえ、意気込んでいるわけではありません。
ただ、このキャストですから、気合いは入ります。何度目かのお付き合いになる方とも初対面のように、新鮮な気持ちで向き合えればと思っています。オーディションで出会ったふたりの子どもたちが本当に素晴らしく、毎日ワクワクしながら撮影に臨んでいます。

リリー・フランキー コメント

出演の意気込み

是枝監督とはもう4回目。純粋に嬉しいです。
是枝組独特の穏やかで澄んだ空気感の中、本作は社会や人にとって、とても重大なのに、ほんの1日で黙殺されてしまうような出来事にフォーカスを当てていく。是枝監督らしい、いい作品になると感じています。

出演依頼を受けて

今の自分に出来る事を全部出せればなと思います。撮影に入る前に、是枝監督に「台本いりますか?」って聞かれたんです。今回も子役は台本をもらっていないので、僕は台本を頂きましたけど、子役のような気分でみずみずしくやりたいですね。

安藤サクラ コメント

出演依頼を受けて

とても個人的且つ感覚的なことですが、いまこのタイミングでこの作品に出演できることをとても嬉しく思っています。

出演の意気込み

どんなことになることやら、なかなか想像ができません。とにかく、やってみます! えいえいおー!

松岡茉優 コメント

出演依頼を受けて

あの本を読んだ、あの映画を見た。産まれて、育ててもらって、生きてきたすべてのことが正しかったんだと肯定されたような気持ちでした。夢のような顔合わせは現実には思えなかったです。

出演の意気込み

いよいよ近くに役が寄ってきて、出会ったことのない近さに居て、これは本当なんだと実感しました。
誰の苦にもならないものなんて作れないと思っていましたが、出来るかもしれないと、私にはこれが希望に感じています。

樹木希林 コメント

出演依頼を受けて

是枝作品の中に居るのは これで おしまい
ちょいと ブラブラしすぎる
台本は読みちがえるわ 口は出すわ
悪口は言うわ 都合悪けりゃボケたふりするわ
困ったもんだ。

出演の意気込み

柴田初枝役 樹木希林
75才の私が つくろわずに ズルズルと
人前に出ると こんな姿かな。朝起きて
あれ? 今日も生きてる。 じゃあ
食べてみるか 歩いてみるか ついでに
意地悪もしてみるか。 困ったもんだ

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