本日12月12日、エル シネマ大賞2017の授賞式が東京・スペースFS汐留で行われ、受賞者の
ファッション誌・ELLEが文化人や映画ジャーナリストらを審査員に迎え、独自の視点でその年のナンバーワン作品を選出するエル シネマ大賞。今年はセオドア・メルフィ監督作「ドリーム」が受賞したほか、日本の映画界で輝く女優と監督に贈るエル ベストアクトレス賞に長澤、エル ベストディレクター賞に河瀬が選出された。
長澤は黒沢清と念願の初タッグを組んだ「散歩する侵略者」が第70回カンヌ国際映画祭ある視点部門に出品され、国際的な活躍を見せた。トロフィーを受け取り、「この仕事は孤独な作業だと思うので、賞をいただけるのは『このままがんばれ』と言ってもらえている気がして本当にうれしいです」と感謝。「今年は本当に映画漬けだったなと思います」と2017年を振り返り、「この人面白い、気になるなとか、人の目に留まるよう努力していきたいです」と来年の抱負を述べた。
河瀬は永瀬正敏を主演に迎えた「光」にて、第70回カンヌ国際映画祭エキュメニカル審査員賞を獲得。次回作「Vision」では、同映画祭をきっかけに知り合ったジュリエット・ビノシュと永瀬がダブル主演を務めている。「あん」「光」に続き3度目の起用となった永瀬に対し、河瀬は「付き合っているんじゃないかという噂もありましたが(笑)。永瀬さんの映画に対する情熱、そういう姿勢に本当に共感します。私も映画に魂を置くタイプなので」とコメント。また2018年11月から仏パリのポンピドゥーセンターで自身の回顧展が開催されることが決定しており、「日本の文化を発信する窓になれたらいいなと思います」と今後の展望を口にする。
今年のエル シネマ大賞では2つの賞が新設され、中条がエル・ガール ライジングアクトレス賞、坂口がエル メン賞に輝いた。主演作「覆面系ノイズ」では歌唱に挑戦して新境地を拓いた中条は、「朝陽が昇ってくるような名前の賞をいただけてうれしいです。朝陽のような温かい女優さんになれるようこれからもがんばりたいです」と受賞の喜びを噛み締める。来年の抱負を問われると「暴れたいです!」と即答。そして「ちょっとずつ名前を覚えていただきたいです」と謙虚に語った。
坂口は2017年、「ナラタージュ」やドラマ「東京タラレバ娘」などに出演。トロフィーの重みを実感しながら、「この1年間やってきたことが認められた気がしてうれしいです。悩んだし、苦しんだ1年だったなと、今振り返ってみて思います」と吐露する。「でもきっとそれが確実に来年、力になってくるかなと思います」と前向きに語り、「あまり今の自分を崩さず、役に対してもっと向き合っていける1年にしたいです」と宣言した。
授賞式では、河瀬と坂口が「今何歳なの?」「26歳です!」といったやり取りを繰り広げるなど登壇者同士の交流も。長澤は「海街diary」にて恋人役で共演した坂口を「活躍が著しくて。本当にすごい人だなあと思う」と手放しで絶賛。また「中条さんも、どんどん今しかできないことをがんばって、来年は暴れてほしいと思います!」と笑顔を向けると、中条は感激した様子で「ありがとうございます!」と返答していた。
※河瀬直美の瀬は旧字体が正式表記
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