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台湾・台北を舞台にした本作は、バレンタインデー当日のロマンスを描いたミュージカルコメディ。シャオユー、シャオチョウ、スミン、ミッフィーといったミュージシャンとしても活動するキャスト陣が、劇中で全17曲のオリジナル楽曲を披露している。
ウェイ・ダーションは「日本の皆さん、こんばんは。今回、甘い甘い幸せな映画を携えてやってきました」と挨拶。続けて、制作のきっかけに関して「もともと撮る計画はなかったんです。でもある日、美しい景色を見て、この景色のために何か書かなきゃと思ったんです」と振り返った。
さらにウェイ・ダーションは「これまでの僕の作品を観た方から『監督は愛情についてわかってない』と言われることがあったので、そうではないことを証明したかった」と説明。またキャストを歌手にした理由について「『海角七号 君想う、国境の南』のときも大半の出演者が歌手でした。だから歌手の方に出ていただくことを不自然に思いませんでしたし、特に今回はミュージカルなので。そして、演じるうえで大切なことは演技を好きなことだと思っています」と述懐した。
自身の役の印象についてシャオユーは「監督は会う前に我々のことを調べてくれたんだと思う。演じたとき、役と自分に重なる部分が多いと感じました」、スミンは「夢のためなら犠牲をいとわないところが僕と似ている」とコメント。シャオチョウは「私は運動が苦手なんですけど、撮影のためにいっぱい訓練を受けました」と振り返る。ミッフィーは「女性には、愛か仕事のどちらかを選ぶときが訪れるものだと思っています。私が演じたレイレイの選択にはすごく共感ができました」と思いを明かし、「愛を見つけにこの映画を観に来てください」と観客に呼びかけた。
イベントではシャオユー、シャオチョウ、スミン、ミッフィーによるミニライブも実施。シャオユーとシャオチョウ、スミンとミッフィーがそれぞれデュエットで曲を披露し、観客を沸かせる。ライブの最後には4人で劇中歌「命運還是機會」を歌い上げ、観客を魅了した。
「52Hzのラヴソング」は、12月16日より東京・ユーロスペースほか全国にて順次ロードショー。
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