本作は、剣道五段の腕前を持ちながらある事件がきっかけで生きる気力を失った男・矢田部研吾と、ラップ好きの高校生・羽田融の宿命の対決を描く物語。綾野が研吾、
「ディストラクション・ベイビーズ」で村上と共演している小松は「綾野剛さんや村上虹郎さんの表情1つ1つが魅力的でなんかずっとみていたいと感じました」とコメント。大阪芸術大学で熊切の後輩だった
「武曲 MUKOKU」は6月3日より全国ロードショー。
小松菜奈 コメント
昔の映画みたいな画はとても独特で、2人の獣のような鋭さ・臨場感・静まる緊張感。
自分の息をのんでしまうほど画面に吸い込まれる。
そこに生きる葛藤や弱さ・ブレだったり、ぶつかったり、逃げたり……それも人間なんだと思った。
綾野剛さんや村上虹郎さんの表情1つ1つが魅力的でなんかずっとみていたいと感じました。
山下敦弘 コメント
真正面から対象に向き合う熊さんの演出と、それに応える俳優たち。
そして、熱量のあるスタッフの才能が混ざり合い、ドロドロになって滲み出るのは、ただただ弱い人間たちの姿だった。
熊さんはいつも力強い筆で弱い人間たちを描き切る。
「武曲」は熊さんにしか作れない美しい映画だと思った。
呉美保 コメント
この映画と心中してもいい、きっとそんな思いで臨んだのではないだろうか。刹那、業、魂の叫び、めくるめく綾野剛は、身悶えするほど美しい。
阪本順治 コメント
類をみない世界観を描くのが熊切映画の真骨頂。観逃せば、あなたの人生において“世界を一つ”損じるも同然。孤立無援の渾身作!
Mummy-D(RHYMESTER)コメント
この映画はとてつもなくリアルだ。
ラップも剣道も呑んだくれも全てやった俺が言うんだから間違いない。
川上洋平([Alexandros])
斬っても、斬っても断ち切れない感情があり、決して切れない関係がある。それでも男達は斬る。いや~カッコいい。最後唸りました。
Hilcrhyme コメント
人間として、日本人としての大切な部分が剣道を通じて描かれていました。
阿部嘉昭 コメント
綾野剛の酔態が凄い舞踏に思える。何という身体能力。それが村上虹郎にエモーションのすべてを架ける。この映画はすべてだ。
長崎尚志 コメント
熊切監督がまた壮絶で残酷で耽美──
そして、とびきり面白い世界を創りあげた。これは時代を超えた剣豪時代劇だ!!
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